Satoshi村

   映画の情報9

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Update 2007.04.01

Satoshiの好みで映画をご紹介します。 紹介されない映画は、ごめんなさいね。

お薦め度は5点満点で、★は1点、☆は0.5点です。

 

Vフォー・ヴェンデッタ

ポビーとディンガン

トム・ヤン・クン

イーオン・フラックス

レディ・イン・ザ・ウォーター

トランスポーター2

ダビンチ・コード

ナイロビの蜂

インサイド・マン

M:I−3 ミッション・インポッシブル3

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

ハイジ

スーパーマン リターンズ

アンジェラ

隠された記憶

ククーシュカ

X−メン ファイナルディシジョン

トリック 劇場版2

16ブロック

エミリー・ローズ

ホテル・ルワンダ

ドラゴン 竜と騎士の伝説

ホワイトプラネット

狩人と犬 最後の旅

 

2007.03.31  「狩人と犬 最後の旅」をレンタルで見ました。

舞台はロッキー山脈の山の中、、、と言うか誰もいない自然だけの世界で狩人として先住民の奥様と暮らすドキュメンタリータッチの映画です。 四季を通じてダイナミックに変化する大自然は容赦ありません。
それまでかわいがっていた犬が事故で死に、別の犬をもらうことになります。 その犬と狩人との交流を通して自然を生きる姿を映像にしたものです。 圧巻は−40度の冬です。 何もかもが氷り、すべての生き物が眠りについたかのような静寂な世界を知ることでしょう。 自然の中で人間はこれほどまでに小さいのかと思わずにいられませんね。 主人公ノーマンは多くを語りませんが、人間が自然界の調整役を果たしその役目を負っているという言葉にはちょっと??です。 自然と共にあり、自然から少しだけわけてもらう自給自足の生活にあこがれます。 が、ここに踏み出すには大きな覚悟と勇気が必要だと教えてくれました。 ★★★★☆ いつか田舎で野菜を作りたい、動物と暮らしたい、と言う方にはお薦めの映画です。

2007.03.17  「ホワイトプラネット」をレンタルで見ました。

北極を舞台にした極寒の地の物語です。 と言ってもストーリィは1年間の動物たちの生活を追ったドキュメンタリィ映画です。 地球環境の変化による問題提議と動物たちの過酷な生き様と結びつけるところからスタートします。 出だしから失敗だったかな?と思ってると、音楽がやけに躍動感があって映像と合わないような気がしました。 音楽ってそんなに前に出てこなくてもいいと思うのですが。。。はっきり言って眠くなりました(^^;;; 物語の中心はシロクマの親子ですが、他の動物たちにはストーリィがほとんどありません。 今年1年間の10大ニュースのようなダイジェスト版です。 ん〜、なんか物足りない。 この手の映画としてはちょっと残念でしたね。 ただ映像は、とてつもなく冷たく大きな力と懸命に生きる動物たちの暖かさが伝わってきます。 ★★★

2007.03.10  「ドラゴン 竜と騎士の伝説」をレンタルで見ました。

中世の頃のSFXファンタジー映画って好きです。 特にドラゴンとか出てくるとつい見たくなってしまいますね。
ストーリィは十字軍の遠征から帰ってきた騎士が、姿を消した姫を探し出すというものです。 ディズニー映画かな?と思ってしまうほど残酷なシーンは全くありませんでした。 剣を使いますが血は一滴も流れませんよ。 殴り合いのシーンも痛そうにありませんね。 とにかく軽くて時々笑えます。 こういう安心・安全な映画もあるんですねぇ。 SFXはドラゴンだけだと思いますが、そのドラゴンの出番が少ないのがちょっと残念でした。 エンドロールではNGシーンでまた笑ってしまいます。 3日後には忘れてるかもしれませんが、安心して見られる楽しい映画でした。 ★★★★

2007.03.03  「ホテル・ルワンダ」をレンタルで見ました。

今回も実話を元にした映画です。 そこまで人を憎めるのか? 民族の争いはそこまで根深いのか? 100万人が虐殺されたというのが大げさだとしても、数十万人の人が殺された可能性があるわけで。。。 命の軽さを痛感する映画でした。
ストーリィは、アフリカのルワンダで起こったツチ族とフツ族の争いと、それに巻き込まれたホテルの支配人の苦悩を描いた映画です。 主演の男優はテレビドラマ「ER」に出てた人ですね。 記憶に残ってます。 
とにかくコックローチ(コキブリ)と言う言葉が耳に残りました。 こういった差別用語や人を見下したような言葉には胸がムカムカしてきます。 吐き気がするような非人道的な映像もわずかにあります。 新聞などで報じられた「虐殺」という簡単な一言で言い表せるような事でしょうか?という映画でした。 社会問題・人道問題・民族問題などなど、だれにでもお薦めできる映画ではないと思いますが、、、★★★★☆ 何かのきっかけにはなると思います。 いい映画でした。

2007.02.17  「エミリー・ローズ」をレンタルで見ました。

実話を元にして作られた映画だそうです。 なかなか恐かったです。 悪魔払いと言うと「エクソシスト」を思い出しますが、大きな違いは裁判を通して真相が明らかにされて行くところでしょうか。
ストーリィは、ある女子大生が奇妙な死に方をしたことで神父が逮捕される所から始まります。 弁護を引き受けた敏腕弁護士が裁判を通していくつかの謎を解き明かしていきます。 果たして悪魔はいたのでしょうか? エミリーは何を悟り何を拒絶したのでしょうか? 悪魔がいるのなら神もいるのでしょうか? 冷静に振り返ると、いささか宗教じみて「うさんくさい」と思える部分もありますが見ている間は引き込まれていました(^^;;; 多分、エミリーの迫真の演技によるものではないかと。。。顔も強烈に恐いし(^^;;;  作り方や展開はとてもおもしろいです。 そしてエミリーのラストと裁判のラストの2つは違う意味で驚きです。 ただ、誰にでもお勧めできる映画ではないでしょう。 ★★★★

映画とは無関係ですがちょっとだけ、、、理解できないものに恐怖を感じることは自然なことだと思います。 が、それを簡単に悪魔や神に結びつけて結論づけてしまうのはどうかと思います。

2007.02.03  「16ブロック」をレンタルで見ました。

ダイハードのブルース・ウィルス主演の刑事アクション映画。 またかよ、と思いながら見てしまいます(^^;;; 風邪を引いて少し熱もあったので軽い映画と思いこれを選びました。
ストーリィは、ある証人を16ブロック先の裁判所まで護送するという内容です。 単純明快ですね! 16ブロックと言うと1600メートルほどだそうなので、ゆっくり歩いても20分〜30分ほどでしょうか? とにかく証人役の黒人が良くしゃべるのなんのって。。。 しかも声が耳障りと言うか、うるさいんですけど。 えっと、翌日にはもうすっかり忘れてしまってます。 それほど印象に残ってません。 と言うことで、、、★★★  撃ち合いのシーンが多い割に鮮血シーンは少なかったです。 ラストはちょっとほのぼのかな?

2007.01.20  「トリック 劇場版2」をレンタルで見ました。

テレビでは大人気のトリックですが、劇場版はイマイチ人気が無いようです。 テレビではセットの安っぽさや手作り感が伝わってきますが、映画ではその安っぽさが裏目に出てるような気がします。 映画なのに安っぽいと見て損をした気分になるからでしょうか?
内容は失踪した少女探しと「よろしくね」の教祖との対決です。 パロディ、ギャグ、おパカ、、、どうにもならないキャラクタが何人も登場してきます。 真面目な役の人は一体何人いるんだろう?と言ういつものトリックです。 意味不明のギャグ?もいくつかありますが、2・3日後にはストーリィ全体をほとんど忘れているでしょうから気にはなりませんでした(^^;;; はい、そういう映画です。 エンドロールの間もストーリィは展開してます。 そして、、、最後の最後も少し笑えます。 ★★★

2007.01.13  「X−メン ファイナルディシジョン」をレンタルで見ました。

X−メンの3作目でこれが最後?と言う意味です。。。多分?(^^;;; 原題は "The Last Stand"なので「最後の抵抗」とか訳すのでしょうか? 映画の展開や「間」が今までのと違います。 監督が変わるとこんなにも違うものかという良い例ですね。
ストーリィは、、、ミュータントを普通の人間に戻す薬ができたことで反発するマグニートーとの戦い、そしてジーンは? いろいろなキャラクタのミュータントがわんさかと登場します。 こんなにいたの?というほどです。 顔色の悪いおっちゃんは一体何者? コンピュータグラフィックのすごさはここまで来たか?と驚かされることでしょう。 何しろとてつもない大きな物を動かしてしまうほどですから。 そんなハデなことをしなくても船やバスがあるだろうに。。。とボソ。 普通に楽しめましたが、ちょっとキャラクタが多すぎ? ★★★★ それから、エンドロールの後に思わせぶりな映像を追加しないで欲しいのです。 追加するならエンドロールの前にして下さい。 あの看護婦さんって講義してた時に見た映像の人ですよね?(^^;;;

2007.01.06  「ククーシュカ ラップランドの妖精」をレンタルで見ました。

ロシアの映画らしいです。 時代は第二次世界大戦の末期の戦争映画?かと思いきや、コメディ映画?でしょうか。 ラップランドとはフィンランドの北端でサンタクロースで有名な地方のようです。 ひょっとしてムーミンもここかな?(^^;;;
フィンランドはドイツと共にロシアと戦っていました。 ドイツの軍服を着せられたフィンランド兵と見方の爆撃で負傷したロシア兵。 サーミ人の女性アンニの3人がそれぞれ違う言葉で話し始めるのでした。 三者三様という言葉がぴったりです。 途中、バカ受けして大笑いしてしまいました。 とにかく滑稽です。  時代からかけ離れた生活を営むアンニの言葉には生きるための本質があるように思えます。 文明の利器は戦争の道具として登場しますが、大自然の中ではまったく無意味です。 フィンランドの雄大な景色は言葉にならないほどに美しいです。 ★★★★☆ ラストでは更に驚かされます。 いい映画でした。

2007.01.05  「隠された記憶」をレンタルで見ました。

ショッキングな映像が2度出てきます。 そこまで見せるか?という生々しい鮮血シーンです。 BGMはほとんど?まったくありません。 ドキュメント風に淡々と進みますが、何か変だなぁと思うのは主人公の不安定さでしょうか? インテリなのに急に愚か者になったります。 全体に難解です。 そんなことでそんなことになるか? 極端過ぎるぞ!というのが素直な感想です。 ラストシーンは注意深く見る必要がありそうです。 私は2度見て確認しました。 このラストは違う意味で衝撃的です。  前回に続いてこれもフランス映画でした。 大丈夫か?と不安でしたが、やっぱり的中しました。 あまりお薦めはしません。 ★★☆

2007.01.03  「アンジェラ」をレンタルで見ました。

最初の30分でかなり疲れました。 語りと言うか、いいわけと言うか、ウソばかりで聞いてて疲れます。 見るのを止めようかと思ったのですが、、、我慢して見たのはテレビで見たい番組が無かったからです(^^;;; はい、そう言うことですので。。。 

2006.12.24  「スーパーマン リターンズ」をレンタルで見ました。

なんか知らないけど、、、良かった(^^;;; スーパーな大活躍にハラハラ・ドキドキはもちろんですが、、、"Why the World Doesn't Need Superman" を書いたロイスの気持ちが微妙に揺れ動く様が良かった。
ストーリィは、5年後に帰ってきたスーパーマンとレックス・ルーサーの対決。 そしてロイスとの関係。 ただ、スーパーマンとロイスとのナーバスな関係は最後まで続き「どうなんだよ!」「どっちなんだよ?」と思わずにいられません。 これが今回の大きなテーマでしょう。 絶大なパワーと圧倒的なスピードで見ている人の肉体を揺さぶり、微妙な恋の行方に気持ちが揺れます。 作り方がすごくうまいなぁ〜と思いました。 ハイヒールを脱いで裸足になって、、、このシーンってすごく印象的です。 "So, Will I see you around?" この質問にいい答えが返ってきます。 そして、この質問がちょっとだけ変わってもう一度出てきます。 う〜ん、良かった。 ★★★★★

2006.12.23  「ハイジ」をレンタルで見ました。

あのアニメで有名なハイジです。 アニメではイヌが出てきたように思うのですが、、、記憶違いだったかな? 映画ではネコが出てきます。
ストーリィは、、、書く必要もないでしょうけど、山小屋に置き去り同然で捨てられた?ハイジがおじいさんと心を通わせていく。。。 自然に囲まれて自然に溶け込むように育っていくハイジがなんともいじらしいと言うか、その対極にある人達のなんて醜いこと! ひょっとして無意識のうちに醜い人達の仲間になっていないだろうか?と自問してみる、、そういう自戒の映画かもしれませんね。 大自然は雄大で透き通るほどに美しいですが、とても険しい一面ものぞかせてくれます。 盛り上がりのシーンと言うと、、、残念ながらあまりありません。 ハリウッド映画に慣れたせいかビックリ・ドキドキがほとんど無いのです(^^;;; 子役のハイジの笑顔もいいですが、お薦めは何と言ってもおじいさんの笑顔でしょう。 普段は笑わない人がたまに見せる笑顔ほど印象的なものはありませんね。 ★★★★☆ 私もチーズ作りを習ってみたいと思いました。

2006.12.16  「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッ ドマンズ・チェスト」をレンタルで見ました。

第1作のことなんてすっかり忘れてます。 だって軽い映画で半分以上はコメディでしたから。。。 第2作もほとんどコメディです。 なのに映像はグロテスクなCGが多用されてます。 ダークな映像をグロテスクで強調する意図がわかりません。
ストーリィは全然わかりませんでした(^^;;; 顔と名前が覚えられないので区別できるのは3・4人ほどです。 化け物の船長は一番特徴があって覚えやすいですね。 誰と誰がどうからんでどうなってるのかホントにわかりづらいです。 特に3人の関係は前作から引き続いているようで。。。忘却のかなた! 途中から理解するのをやめました。 と言うことで半分以上はあまり記憶していないのです。 2・3日後はほとんど忘れていることでしょう。 ストーリィ性が無い?と言うか少ない映画ってあんまり好きじゃないんです。 3作目?は見ないかもしれませんね。 ★★

2006.12.02  「M:I−3 ミッション・インポッシブル3」をレンタルで見ました。

第2作よりも良かったです。 人間味溢れるイーサンでした。。。スーパンマンか?と言う超人的なところは何度も出て来ますけど(^^;;; イーサンが涙する場面は今までには無いシーンだと思います。 1人だけカッコイイぞっていう映画は007で十分ですね。 このシリーズは仲間がいる事を忘れちゃいけません。
ストーリィはわりと単純ですが、スパイ映画につきものの裏切りはあるかもです。 後半の舞台になっている中国のビル群とまわりの庶民的な家々との対比がおもしろいです。 スーパーカーのエンジン音とレスポンスにしびれ、降りるときに見せる脚線美に目が釘付けになることでしょう。
ふと思ったのは、トム・クルーズの役では慌てたりオドオドしたりするのが無いような気がするんですけど。。。って言うか喜怒哀楽の演技がうまくない? 元奥様のニコールに教えてもらってない? まぁいいんですけど(^^;;; 何も考えずに楽しめましたので、、、★★★★☆

2006.11.25  「インサイド・マン」をレンタルで見ました。

とても不思議な感じの映画でした。 緊迫感や緊張感というのは一本調子に張りつめて行く心の過程を言うのでしょう。 この映画はどこかで何かが変だぞと冷静に分析してしまいます。 途中、頻繁に出てくる現在の映像?も思考をあちこちに分散させてしまい逆効果だったかも。。。
銀行強盗から始まります。 正確には現在の映像からですが、、、ネタバレになるので見て下さい。 銀行で人質に取り、全員に同じ服装を着させます。 例によってバスとジャンボジェット機を要求するのでした。  なぜ? なんのため? 何に使うの? 謎がどんどんと膨らんできます。 ジョディ・フォスターがもったいない気がしましたが、、、これも話題作りということでしょうか? 何か不自然と言うかミスキャストのような? ストーリィはとてもおもしろかったです。 意外性もありますし、ラストではそれなりに驚きもあります。 んが、謎を強調するはずの現在と過去の映像が緊迫感をクールダウンしてしまい、もったいない気がしました。 ★★★★

2006.11.18  「ナイロビの蜂」をレンタルで見ました。

重たい映画でした。 音楽も効果音も無駄がないと言うか、わざとらしさやことさらでは無いので全体に孤独感が溢れています。 映像も斜めに撮って空間を強調してみたり。。。
ストーリィは多感で行動力のある女性が亡くなるところから映画は始まります。 所々に回想シーンがあり、死に至るまでの経緯をつなぎ合わせて理解できます。 回想の中で生まれてくるいくつかの謎が後半になって解き明かされていきます。 そして、衝撃のラストへ。。。
はっきり言ってラストはあんまり好きではないです。 それに妻テッサの多感ぶりは大げさで、映画の中で違和感がありました。 それとは別に「選択」という重大なテーマを突きつけられます。 果たしてそれは「選択」なのか? ルールも法律も人が作ったものであり人がいなければ無意味なはず。 「アフリカの命は安い」というのセリフはあまりにも強烈でした。 だれにでもお薦めできる映画ではないと思います。 ★★★★
原題は「The Constant Gardener」です。 いつもの庭師? 園芸家? 他人事? 無関心?

2006.11.03  「ダビンチ・コード」をレンタルで見ました。

むむむむむ。 宗教的なと言うか、キリスト教の歴史認識の無さをこれでもかと再確認させられました。(^^;;; が、それはいくらなんでも無いでしょうという「こじつけ」もいくつかあって、結局何が言いたかったのよ?という感想です。 暗号を解くと言うのが最大のミソなんだと思います。 ですがその前にある謎について無理矢理な感じや疑問を感じると映画に置いてけぼりにされてしまいます。 あれよあれよと言う間に「答え」と次の謎に展開して行きますので細かい点に注意を払うと頭がグルグルになりますね。
申し訳ありませんが、意味不明の映画でした。 疑問を解消すべく2度3度と見たいとは思いません。 疲れます。 だってダビンチやニュートンを引っぱり出して、、、それらしく説明してもねぇ。 秘密結社や宗教戦争など。。。簡単に言うとキリスト教内部の「内輪もめ」を空想家学的に描いたものです。 残念ながら私には特別な感動も驚きも意外性もありませんでした。 ただ、わかりにくかっただけです。 あと時間が長かった。 ★★☆

2006.10.21  「トランスポーター2」をレンタルで見ました。

ちっょと頭を使いたくなかったのでこの映画を借りました。 はい、正解でした。 全然考える必要ありませんでした。 トランスポーターとは運び屋?宅配屋?と言う意味でしょう。 頼まれた物を送り届けるのが仕事です。 ところがこの主人公ときたら、、、すごいのは運転だけではなくめっちゃ強いのです。 強すぎます! そして展開の早いこと! そんなのあり得ないだろ!というシーンも盛りだくさんです。
車マニアにはうっとりするほどの名車がオンパレード。 アウディはいいですねぇ。 ランボルギーニ?は久しぶりに見ましたがエンジン音にしびれました。 あのレスポンスは編集無しなのでしょうか? だとしたら素晴らしい! えっと、、、後半はあっけないです。 なんだそれだけ? もっと強いのかと思ったよ。。。と言う感じでしたね。 ★★★

2006.10.05  「レディ・イン・ザ・ウォーター」を新宿で見ました。

シャマラン監督の映画だけはずっと映画館へ足を運ぶことにしています。 「シックス・センス」があまりにも衝撃的だったためか?その後の映画の評判はあまり良くないらしいですね。 他人の批評などはあまり気にしないのですが、結果として売上が伸びなければ次の作品に影響することになりそうかな? 関係あるのかないのか映画館の中はガラガラでした。(^^;;;
ストーリィは水の妖精をどうやって元の世界(青い世界)へ戻すか?と言う映画です。 アパートの住民達は彼女を元の世界へ戻すために協力するのでした。 おとぎ話には悪役が付き物です。 彼女を殺そうとする化け物が現れます。 赤ずきんチャンのオオカミのようなものですね。
前作の「ヴィレッジ」よりも更に狭い世界で映画は完結しています。 この広がりの無さは見ている側を少し窮屈で息苦しくしているような気がしました。 ここがちょっと残念でしたね。 今までのような「どんでん返し」はありませんが、あっそうだったのかぁ!というシーンは2つ3つ4つと出てきます。 これらは今までと同様に驚きと感動を与えてくれます。 ★★★★☆

以下は少しネタバレです ******************************
見終わってから「つながり」を感じる映画だと思いました。 歴史に残るような偉大な事もその発端は些細な事や人から始まり、更にその些細な事や人はそのまた昔の忘れ去られた事や人から始まったはずです。 もしも、この映画から「つながり」を感じられたら無駄な人生なんて無いと思えることでしょう。 そういう映画だと思いました。

2006.09.30  「イーオン・フラックス」をレンタルで見ました。

シャーリーズ・セロンが美しいという評判の映画だったと思いますが、、、そうですねぇ、しなやかで美しかったです。 けど映像は静止画素ではなく動画ですからねぇ。 なんか動きがぎくしゃくしてるし、キレも無いし、つなぎ合わせてる感じでなめらかでもないし。。。
ストーリィは未来の管理社会で起こる疑問と反乱? それにしても管理する側の虚弱体質は一体なんなのですかぁ? あまりに弱すぎると言うか組織になってない? 全体にヨタヨタした感じで軽いだけのSFテレビドラマと言う印象です。 やっぱり悪は悪でビシッとして欲しいですね。 下の「トム・ヤン・クン」に笑われてしまうほどの映画でした。 きっと監督の差なんでしょうねぇ。 ★★

2006.09.23  「トム・ヤン・クン」をレンタルで見ました。

原題も "トム・ヤン・クン"だそうです。 これって映画の中で出てくる○○の名前ですが、ストーリィにはあまり関係が無いと思うのですが。。。 タイトルにした理由が良くわかりませんでした。 奪われたゾウを取り戻しにオーストラリアまで行くと言う映画です。 ええっと、初めてタイの国の映画を見ました。 最初から最後までアクション、そしてアクションです。 カンフー+間接技+必殺仕事人でした(^^;;; 残念なことに音楽が映画とマッチしてないところがかなりあります。 映像を早廻ししているところもあって目が追いつかなかったり、カメラが揺れるので酔いそうにもなりました。 バッタバッタと倒していく所はテレビ時代劇でも見ているような感じ? いえいえ「8時だよ!全員集合!」のノリに近いかもしれません。 だって、人形を使ってるようなところもありましたから。。。 大男も出てくるし。。。
最大のテーマはゾウです! 生き物です! 売買を目的としたペットではありません。 同じアジアの国の映画ということで、、、★★★☆

2006.09.16  「ポビーとディンガン」をレンタルで見ました。

原題は "Opal Dream"です。 「オパールの夢」 イギリスとオーストラリアの合作映画だとか。。。 オパールと言えばオーストラリアかメキシコですね。 オパールを夢見る父親とお店でパート勤めする母親、元気なお兄ちゃんのアシュモルと空想癖がある妹のケリーアンの4人家族。 田舎はどこの国でも田舎です(^^;;; ビルなんてどこにもありません。 見渡す限り砂だらけの大地。 見ていると喉が乾いてきます。
ケリーアンには親友が2人います。 空想の中のポビーとディンガンです。 この2人を父親が車で採掘現場まで連れていき、一緒に帰ってこなかった事から問題が起こります。 BGMなんてほとんどありません。 淡々とそしてゆっくりと静かに展開していきます。 ハリウッド映画に慣れてしまった人は途中で寝てしまうでしょう。 ビックリさせるようなわざとらしい効果音もありません。 不器用な映画です。。。単なる予算の問題か? 信じる事で何かが起きるかも? ★★★★ ストーリィに無理があるって事は承知の上です。 でも子役達の演技でそれらは許されてしまうのです。

2006.09.09  「Vフォー・ヴェンデッタ」をレンタルで見ました。

なんと表現していい物やら、、、見終わってからしばらく放心状態でした。(^^;;; 言葉が出て来ない。 強くてきつい映画です。 すごく政治的で哲学的です。 ヴェンデッタ( vendetta )とは血の復讐と言う意味のようですが、元々はイタリアのコルシカ島で使われていたとか。。。 どうりで発音がイタリア語? ホントか?
ストーリィは復讐ですが、、、「理念」という言葉が頻繁に出てきます。 ここからして子供の映画ではありません。 しかも、最初の自己紹介の長いこと!! 主義主張を押し売りする映画かと思ったのですが、横に置いておいて見続けるといつの間にか引き込まれていきます。 ナタリー・ポートマンに惹かれたというのもあるかもしれませんが。。。 1つ1つの事実が明らかになるに連れてつながりが糸のように結ばれて行きます。 恐怖と真実、そして超越するもの? この映画の根底にある物は「恐怖」と「理念」なのかもしれません。
うまく言葉にできないのは経験したことがないほどのきつい映画だからでしょう。 頭にガンガン来ました。 衝撃的な映画でした。 ★★★★☆ 内容が大人向けなので子供は見ないと思いますが、ナイフでの殺戮シーンは子供にはちょっとです。 だれにでもお薦めできる映画ではありませんのでご注意下さい。