Satoshi村

   映画の情報16

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Update 2011.12.30

Satoshiの好みで映画をご紹介します。 紹介されない映画は、ごめんなさいね。

お薦め度は5点満点で、★は1点、☆は0.5点です。

 

プリンス・オブ・ペルシャ

グリーン・ゾーン

ザ・ウォーカー

ソルト

シャッターアイランド

エアベンダー

インセプション

必死剣鳥刺し

9(ナイン)

オーケストラ

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

アデル

ヒックとドラゴン

魔法使いの弟子

ガフールの伝説

怪盗グルーの月泥棒

コープスブライド

瞳の奥の秘密

アメリア

ロビン・フッド

RED/レッド

グリーン・ホーネット

トロン:レガシー

牛の鈴音

借りぐらしのアリエッティ

アジャストメント

アンノウン

X−MEN ファースト・ジェネレーション

赤ずきん

四つのいのち

世界侵略:ロサンゼルス決戦

ハンナ

 

2011.12.29  「ハンナ」をレンタルで見ました。

子役の子はどこかで見たような? 透き通るような透明感が印象的です。
ストーリィは雪の降る山奥である目的のために殺戮マシーンとして育てられた子供の生き様です。 純粋無垢な子供とその残酷さの両極端がこの映画を引っ張ります。 音楽も効果音も独特でなぜか引き込まれてしまいますが、、、ストーリィはかなり乱暴です。 位置関係や移動などは無理矢理というか無茶苦茶でしょう。 雪が降る山奥から砂漠へ、砂漠からドイツへ? なぜ追われる? 展開が唐突で一方的です。 なんとなくニキータに近い匂いがしました。 子役はクリスタルのようなはかなさと美しさを秘めて危うい存在です。 ストーリィは突っ込みどころが多いですが、全体に新しい感覚の映画でした。 映像もきれいで音楽も素晴らしいです。 時々聞こえてくるノイズのような音楽もある意味効果音なのかもしれません。 殺戮シーンが多いのでお子様にはご注意ください。 ★★★★

 

2011.12.23  「世界侵略:ロサンゼルス決戦」をレンタルで見ました。

う〜ん、何も知らないで取りあえず借りてきました(^^;;; エイリアンに地球が侵略される映画です。
舞台はロサンゼルス。 除隊する予定だった軍曹がエイリアンとの戦いに巻き込まれるというストーリィです。 カメラが揺れます。 臨場感を出すため?と思われますが、揺れが続くとちょっと酔ったような気分になるかもしれませんねぇ。 ご注意ください。 私は元々乗り物酔いしないほうなので平気でした。 その場にいるような錯覚は多少ありますけど、、、あんまり気分のいいものではないですね。 戦いが始まると息をつく暇もないほどの映像の連続です。 エイリアンがちょっとまぬけ?かもしれません。 これだけの技術があるのに。。。 冷静に振り返るとストーリィには少し無理がありそうです。 バトルシーンの連続で、ある種のゲームソフトのような感じもしました。 個人的には好きでもないし嫌いでもない。 CGもすごいのですが、、、ちょっと疲れました(^^;;; ★★★

 

2011.12.10  「四つのいのち」をレンタルで見ました。

なんか良さそうだったので借りてみました。 ですが、、、音楽もセリフも無いです。 音はヤギの首に付けた鐘の音がカランカランと響くくらいです。 あとは、犬のワンワン。 ハリウッド映画に慣れてしまうとこんなにも寂しいものかと思わずにいられませんね。 都会の雑踏から田舎の静寂に慣れるまでしばらく時間がかかるのと似ています。 少し忍耐が必要かも?(^^;;; 登場人物は、おじいさん、ヤギ、大木、炭。 4つの命の意味は別の作業しながらでもおおよそ見当が付きます。 途中で眠くなりました。 悪くはないのですが、、、やっぱり我慢が必要でしょう。 ★★☆

 

2011.11.12  「赤ずきん」をレンタルで見ました。

原題は「Red Riding Hood」、同じですね。 昔に読んだはず?のグリム童話を思い出せなくて、、、3匹の子豚が出てくる?などと頭が混乱したまま借りたのでした。
童話とは別物です。 セリフの中に少しだけ童話を思い出す部分が残っています。 と言うか、元々の童話を先に読み直したほうがいいかも? あれもそれも童話から取ったの? と、いくつかあったことを後で知りました(^^;;; 映画では人になりすましたオオカミが出てきます。 読めない展開と謎解きに引き込まれることでしょう。 映像は純白の雪と対照的な赤が際だって美しいです。 森と調和した村のたたずまいも雰囲気があっていいですねぇ。 ですが、ちょっと緊迫感に欠けるかも? そこが少し物足りないところでしょうか。 個人的には好きな映画です。 言いつけを守らなかった子供が、、、大人になってどうなるのか? オオカミは誰? 新しい童話が生まれました。 ★★★★☆

 

2011.11.05  「X−MEN ファースト・ジェネレーション」をレンタルで見ました。

細かい部分は置いといて、、、なるほどなぁ〜と感心してしまうのでした。
ストーリィはX−メンのルーツをたどる映画です。 それぞれがどういう生い立ちでどういう生活をし、どうやって結びついていくのか? プロフェサーX、マグニートー、ミスティークのルーツはおもしろいです。 ああぁ、そういうことかぁ〜、、、なるほど〜と思わずうなってしまう場面があります。 今までの配役とちょっと重ならない? 違和感のようなものもありますが、すぐに慣れます(^^;;; 展開もいいですし、音楽も合ってます。 キャラクタが多い割に楽しめました。 ★★★★

 

2011.10.22  「アンノウン」をレンタルで見ました。

えええっっっ。。。 と言う映画でした。 意外は意外ですけど、、、それはちょっとねぇ。
ストーリィは、外国で交通事故にあい、4日間意識不明だった人間が戻ると別人扱いにされるというものです。
そうきたか?という意外性とは別に「なんでもありでは困ります」という感想です。 主人公にあんまり同情する気持ちになれないのも手伝って、オチはすっきりとはしませんでした。 突っ込みどころはかなりあります。 思い返してもそれは無いだろうというストーリィの無理矢理は如何ともしがたいです。 まぁ、それなりに楽しめたので★★★

 

2011.09.23  「アジャストメント」をレンタルで見ました。

こういう映画だっの? というのが正直な感想です。
ストーリィは上院議員に立候補したデビッドはあることがキッカケになって落選します。 その後、帽子をかぶった怪しげな男達に「運命」を告げられます。 この人達は誰? 何者? そして、なぜ? という謎がメインテーマだと思うでしょ! 安易な発想と簡単な答えでは納得しないと思いますが。。。映画ではとてもお粗末な解答で収束してしまいます。 とほほ、ですが、、、テーマは他にもあったので、それはそれでいいかもしれません。 「運命」がもしあるなら、何をしたって結果は変わらない?という詭弁論理が成り立ってしまいますね。 ★★★

以下はネタバレ注意です。
雨が降ると? 帽子の意味は? 右回りと左回り? 怪しげな人達はなんとも情けない連中でした。 そんな彼らには絶対的な力があるかのように見せて、走ると負けたりする! そもそも走るのか!です。 都合のいい時だけ全部をコントロールできないと言い、場合によっては調整(アジャストメント)してある方向に導くと言う。 ご都合主義がいたるところに転がってます。 矛盾だらけの話にうんざりモードでした。 なんとかしてくれ〜

 

2011.07.29  「借りぐらしのアリエッティ」をレンタルで見ました。

小人と人間世界の対比がおもしろいのですが、、、、なんか物足りないという印象です。
ストーリィは、手術のために叔母の家へやってきた少年とそこに住まう小人との交流を描いた物です。 あまりにも唐突な絶滅動物の話はいくらなんでもないでしょう。 無理矢理すぎます。 絵はきれいなのですが、盛り上がりに欠けます。 途中途中の描写の細かさに重点が置かれてしまい、全体の流れが平坦な感じなのです。 強弱は声や息づかいでわかるのですが、声優もイマイチうまくないような気がします。 とにかく見終わって「ふ〜ん」という印象です。 監督が違うとこんなにも違うんだなぁ〜。 未来少年コナンのジムシーのようなスピラーが良かった。  ★★★

 

2011.07.17  「牛の鈴音」をレンタルで見ました。

韓国のドキュメンタリー映画だそうです。 ストーリィは、ある農家の老夫婦と年老いた牛の物語です。
主要な登場人物は農家の老夫婦と牛だけという、、、なんとも眠くなりそうな配役です。 会話のほとんどはばぁちゃんです。 独り言、愚痴、文句、批判ばかりで、、、韓国の女性ってこんな感じなのでしょうか? ちょっとうるさいなぁと思えるほどでした。 牛もたまぁにモ〜モ〜と鳴きます。 じぃちゃんは牛の鈴音で何かわかるようでした。 農薬を使わず、機械も使わず、牛と手作業で日々を暮らしていくことがどんなに大変なことかを教えてくれます。 楽をしたいばぁちゃんは牛を売ることばかりを考えています。 牛と共に歩んできたじぃちゃんは最後まで頑固でした。 かつての日本もそうだったはず。 何か大事な物を忘れてしまったような気がするのですが、いかに効率良く生産するかに慣れてしまった自分には実行する勇気がないことを恥じるばかりです。 誰にもお勧めできる映画ではないでしょう。  ★★★★

 

2011.07.16  「トロン:レガシー」をレンタルで見ました。

続編?と言われても、、、前作をすっかり忘れてます(^^;;; 見て無くてもなんとなくストーリィは読めるでしょう。
突然に行方不明となった父親をデジタルゲーム世界で再会することになります。 このデジタルゲームというのがようわかりませんが、なぜか人間が入り込むことができてしまう「マトリックス」のようなもの? プログラムとユーザーという言葉で区別されていました。 映像のほとんどはCGです。 ちょっと飽きてきますが、悪くはないです。 特に黒のボディスーツに埋め込まれたオレンジ色や白色の模様は妙にワクワクワしてしまいました。 ですが、映像のつなぎがちょっと悪いような気がします。 微妙な連続性に欠けるので眼が疲れます。 音楽はすごいです。 体に響くようなデジタルサウンドで映像にぴったりです。 全体のストーリィも悪くはないのですが、、、なぜか中だるみしてしまうのは質感が足りないせい? デジタルでは直線的な映像や動きになってしまい、それは人間の眼に違和感として残ります。 曲線に至っては特に無機質です。 最初の1時間くらいはいいのですが、後半は飽きてきますね。 目も疲れます。 音楽と映像の斬新さで、、、★★★★

 

2011.07.09  「グリーン・ホーネット」をレンタルで見ました。

かなり真面目な映画かと思ってたのですが、、、キャラクタがいい加減すぎて情けなくなるほどでした。
ストーリィは、、、って言うかどうでもいい映画です。 私には全然あいませんでした。 途中で早送りしたくらいです。 主人公のグリーン・ホーネットが最低です。 悪役も最低です。 コメディ映画だと割り切って見れば、、、なんとかなるのかも? ひどい映画でした。 

 

2011.06.18  「RED/レッド」をレンタルで見ました。

ずっと海外ドラマERシーズン14をみてましたから、映画を見るのは2ヶ月ぶりです。
ストーリィは引退した元CIAの工作員が襲撃されます。 なぜ襲われたのか? かつての仲間と共に反撃に出るのでした。 思わぬ展開に。。。
機敏な動きはさすがに無理があります。 なのでテンポのいい映像とCG?でごまかしてます。 嫌みなところがないのがいいです。 わかりやすいストーリィもいい。 笑えるシーンも満載です。 特にマービン役のジョン・マルコヴィッチは最高にクレージーです。 ただ、全体にちょっと緊迫感に欠けるかな?(^^;;;
もともと悪役が好きです。 ジョン・マルコヴィッチがいいアクセントになってました。 ヘレン・ミレンもいい。 なつかしさと安心感とほのぼの感がじわじわとこみ上げてきました。 すっきりと爽快なアクション映画です。 ★★★★☆

 

2011.04.16  「ロビン・フッド」をレンタルで見ました。

私の大好きな監督リドリー・スコットです。 あのエイリアン、ブレードランナー、グラディエーターなど。。。
舞台はイギリス。 十字軍の遠征で王が戦死。 イギリスへ帰る途中で待ち伏せにあったイギリス騎士と遭遇します。 そこから説明が面倒なので省略します。(^^;;; ドラマERに出てたダメ医者のアーチーが出てました。 ケッコウ違う雰囲気だったので驚きです。 そして何よりすごかったのがCGではなく実写にこだわった点でしょうか? あれはCG?というシーンもわずかにありますが、ほとんどが実写です。 質感や重量感はやっぱり本物ならではですね。 迫力があります。 このあたりが監督の力量でしょうか。 CGもいいのですが、、、やっぱり小手先な感じがしますし何か軽いような気がしますね。 時代背景も好きです。 衣装もいいです。 武器や小道具なども言うこと無しです。 そして、、、ケイト・ブランシェットの雰囲気が妖艶でいいです。 ラッセル・クロウは相変わらず?ちょっと太った? ストーリィは平凡ですが楽しめます。 男臭い映画でした。 ★★★★☆

 

2011.04.09  「アメリア」をレンタルで見ました。

空を飛ぶために生まれてきたような女性です。 アメリア・イアハート実在の女性ですね。 こういうストーリィは好きです。
ですが、残念ながら盛り上がりに欠けます。 淡々とした進行は、一歩間違うと退屈になりますね。 その中でプロペラ機の美しさと言ったらため息が出るほどでした。 素晴らしい曲線と輝きです。 大空を飛んでみたい!と、思える瞬間を何度も味合わせてもらいました。 空っていいですねぇ。 高所恐怖症の私ですが複葉機で大空を飛んでみたいという夢は持ってます。 自分が運転するなら怖くはない? 主演のヒラリー・スワンクは「ミリオンダラー・ベイビー」の人ですね。 存在感のある人です。 ちょっと退屈かもしれませんが空が好きな人にはお勧めの映画です。 車のラリーのようにナビゲータと一緒に飛んでたなんて知りませんでした。 複葉機で飛んでみたいなぁ〜と、遠いまなざし。 多分無理だと思う(^^;;; ★★★★

 

2011.04.02  「瞳の奥の秘密」をレンタルで見ました。

 すごい映画でした! アルゼンチンを舞台にした映画です。 ある女性が殺されるところから映画は始まります。 単なる犯人捜しではなく、瞳の奥に潜む秘密がキーとなり絡み合っていきます。 主要な登場人物はたったの5人です。 それぞれの目には何が写し出されているのでしょうか?その奥に潜む物は何か? とても深い内容です。 そして、謎が更に深まります。 そして、意外な結末が。。。 見終わってから「すごいなぁ〜」とつぶやいてました(^^;;; ここで多くの事を書くことはできませんが、お子様向けの映画でないことは確かです。 久しぶりに重厚でしっかりとした映画を堪能しました。 ストーリィが衝撃的です。 中年男性とエリート官僚との恋の行方は? 満点です。 ★★★★★ 大人向けの映画ですのでご注意ください。 

 

2011.03.12  「コープスブライド」をレンタルで見ました。

地震の翌日だから?ほとんど貸し出し中でした。 借りる物がなくて、、、(^^;;;
2005年のティム・バートン監督映画を借りることに。。。 実は見てなかったのです。 この展開はかなり不安でした。 2つの世界に花嫁がいて、どちらかを選ばなくてはならないというストーリィを悪人を仕立て上げて軽く流してるようですが、個人的にはちょっと引っかかります。 ビアノはいいですねぇ。 こういうシーンににあこがれてました。 2人がケンカしたあと、ピアノをひきながらお互いのメロディがいつしかハーモニーとなって仲直りして行く、、、ああぁ、ピアノっていいですねぇ。 ピアノを練習したいと思ったことは何度もありますが、練習する時間が無いしそもそもピアノがないし。  ミュージカル風の人形劇でした。 素朴ですがティム・バートンらしくダークです。 ストーリィは好みが分かれそうですね。 ピアノの旋律は良かったです。 ★★★★

 

2011.03.05  「怪盗グルーの月泥棒」をレンタルで見ました。

借りる物がなくて、、、(^^;;; またまた子供向けのこれです。
泥棒が職業の悪党が主人公? その悪党の家にクッキーを売りに来た幼い3姉妹の物語です。 ストーリィはなんとなく読めると思いますが、、、なにしろストレートです。 予想外の展開は数少ないです。 スピード感もちょっと?。 3D映画のようなので映像もそれなりに工夫されているのでしょうね。 普通に見る場合は物足りない気がしました。 ですが、子供向けにはいいかもしれません。 ストーリィが泥棒なので子供向けでいいのかなぁ?という疑問がちょっと残ります。 あんまり多くのことを期待するのはどうかと思いますので、、、子供向けとしてほどほどに見るということで。 ★★★

 

2011.02.19  「ガフールの伝説」をレンタルで見ました。

「ヒックとドラゴン」がおもしろかったので、似たようなのを借りてきました。
ですが、様子がだいぶ違いました(^^;;; 3D映画だそうで、飛び出して来る映画なのかもしれませんね。 普通に見ていると早すぎてよくわかりません。 なんか目も疲れてしまいました。 フクロウばっかりで誰が誰なのか混乱するし。。。 色と声で判別してましたが展開が早いと、わけワカメです。 途中から多分あの人だろうとアバウトに見てました。 簡潔に言うと善と悪の戦いです。 1本1本の羽を感じられるほどCGは素晴らしいのですが、変化が早いので目が追いつきませんでした。 ということで、★★★

 

2011.02.05  「魔法使いの弟子」をレンタルで見ました。

ディズニー映画です。 とっても安心・安全な映画です。 ちょとゆるいかも?
ストーリィは、、、1000年間も探し求めていた偉大な魔法使いの生まれ変わりと、封印された悪の魔法使いとの戦いです。 詳細は、めんどくさいので省きます(^^;;; ディズニー映画ですからそんなに難しいストーリィではないです。 と言うかかなりとぼけてます。 弟子がいい加減すぎて途中でアクビが出るほどでした。 いらいらする場面もかなりありますが、流して見ればそれなりに楽しめると思います。 カメハメ波も出てきますし、炎も出ますし、空飛ぶ針も出てきます。 アニメのような映画でした。 お子様には大喜びの映画でしょうね。 主人公がもうちょっとキリッとしてくれると映画がしまるとおもうのですが。。。 緊張感が少ないほのぼのアクション映画でした(^^;;; お子様向けということで、、、★★★

 

2011.01.22  「ヒックとドラゴン」をレンタルで見ました。

子供向けのアニメ? 借りようかどうしようか迷いました。 が、なかなか良かったです(^^;;;
ある島で、、、バイキングとドラゴンの戦闘シーンから始まります。 ドラゴンの中で最も恐れられたナイト・フューリーは姿さえもわからない強敵でした。 う〜ん、なぜかおもしろい。 ネコのようなドラゴンのしぐさが良くできていて感情表現も見事です。 特に目が素晴らしいです。 部分的には「アバター」のようでもあり、昔の日本のアニメにもバイキングで似たようなのがあったような気がします。(ビッケ?) CGなのに表情がいい。 ドラゴンに乗って空を飛ぶシーンなどは圧巻です。 風を感じる、、、まるで宮崎監督の映画のようでした。 そして、思わぬ方向へ展開していくのでした。 ストーリィもいいのですが、細部にこだわった作りが秀逸です。 色合いやデサインなど、とにかく文句なしにいいです。 なぜか憎たらしいほど良かったのでした(^^;;; なので満点です。 ★★★★★

 

2011.01.15  「アデル」をレンタルで見ました。

フランス映画がでした。 コメディですが、アドベンチャーのようでもありサスペンスのようでもあります。 インディジョーンズの規模を縮小した女性版という表現はちょっと違うかなぁ? とにかく笑えませんでした。 おもしろくないのです。 かなりオバカなのですが、ちっとも笑えません。 なんでかなぁ?と考えてみたら、、、そもそもキャラが良くない。 ひどいキャラクター達が精一杯ずっこけても笑えないのです。 コメディなのに。。。(^^;;;
ストーリィは、エジプトの墓探しとパリの翼竜復活が同時進行します。 2つが結びついていくのですが、、、私には全然おもしろくないのです。 コメディで笑えないというのはちょっとねぇ。 笑いの何かが違うと思います。 ★★

 

2011.01.08  「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」をレンタルで見ました。

今年最初の映画がこれでした。 アクション映画なら軽くていいだろうということで。。。
軽かったです。 ほとんど忘れかけています。 マジで軽すぎませんか? リーアム・ニーソンが出てるから少しは違うかと思ったのですが、、、やっぱり軽かったです。 テレビで人気があった番組を映画化したものですね。 映画では4人のなれそめから始まります。 ふむふむ、そうだったのかぁと思い出してワクワクしました。 ですが、、、テレビの時と同じで緊張感が少ないのです。 ヘラヘラした感じのままです。 まぁこれはこれでいいのかもしれませんが、何か物足りない気がしました。 アクションはノンストップなのですが、ピリピリした感じが薄いです。 なので印象に残らない。 驚きもほとんどない。 考えないで軽く見るという映画ですね。 でも懐かしかったので、、、★★★

 

2010.12.31  「オーケストラ」をレンタルで見ました。

1年の最後にこれを見ました。 ずっと貸し出し中で、たまたまこの日に借りられたというだけです。 深い意味はないです。
でも、良かったです。 コメディタッチで軽そうに見えるのですが、、、これがなかなかどうして。 ブレジネフ時代のソビエトではそんなことをしての?というか、大変な時代を生きてきたんだなぁ〜としみじみしました。 天才指揮者がなぜ清掃員になったのか? チャイコフスキーのバイオリン協奏曲にはどういう意味があったのか? ユダヤ人排斥と何の関係が?  単なるコメディではなく、そこにはミステリィも含まれていて謎解きも楽しめます。 また、フランス独特のいい加減さ?と旧ソビエトの頑固さが妙にマッチしているところが不思議です。 ラストで奏でられるバイオリン協奏曲にはしびれました。 息をするのを忘れてしまう程の緊張感と繊細さが体の隅々まで伝わってきます。 素晴らしい映画でした。 これ、絶対にお勧めです。 久しぶりに震えるような感動を味わいました。 いいですよ。 満点に決まってます。 ★★★★★

 

2010.12.30  「9(ナイン) 9番目の奇妙な人形」をレンタルで見ました。

背中に9という数字が書かれ、お腹にはジッパー、目はゴーグルのような人形が目覚めます。 彼には仲間がいました。 1番から8番まで。
映像は全体にダークです。 かわいいと言うにはほど遠いような気がします。 ただ、9人の人形達はとても個性的です。 日本のアニメを代表する009を思い出しました。 機械によって破壊された世界で、残された彼ら人形達は一体何者? その意味は? 機械でもなく人間でもない新しい生き物? 多分、きっと子供向けの映画でしょう。 バトルシーンは良くできてます。 CGのできばえは秀逸です。  全体に暗めの映像だからかもしれませんが。。。目が疲れるということも無かったです。 ストーリィに少し無理があるというか、、、??な部分があって、引っかかりながら先へ進んでしまいます。 あんまり考えないようにしましょう(^^;;; 見て、感じて楽しむということで。。。★★★

 

2010.12.29  「必死剣 鳥刺し」をレンタルで見ました。

原作は藤沢周平です。 今の山形県、海坂藩(うなさかはん)が舞台です。
ストーリィは側室を刺殺するところから始まります。 斬首(打ち首)を覚悟していた主人公 兼見三左ェ門(かねみさんざえもん)に下された処罰は1年間の閉門と降格でした。 閉門の間、身の回りの世話をしたのは亡き嫁の妹で里尾でした。 四季の移り変わりが見事です。 冬の厳しさもしっかりと伝わってきました。 側室を刺し殺すことになった経緯が回想する形で淡々と流れます。 藤沢周平文学の主人公はいつも寡黙です。 決して多くを語ろうとはしません。 実直な人柄が際だちます。 「才があふれる人は好きではない」というセリフに象徴されています。 言葉を巧みに操り、相手に応じて策を練り、効率良く最短距離で結果を導こうとする現代の風潮と正反対の流れでしょう。 藤沢周平文学が愛される所以はここにあるのかもしれませんね。 ラストは長時間の立ち回りです。 果たして必殺剣 鳥刺しとは? いい映画でしたが、血しぶきはちょっと不自然というか演出しすぎでは? 人間関係も少し薄い気がしました。 ★★★★

 

2010.12.25  「インセプション」をレンタルで見ました。

内容などほとんど知らずに借りてきました。 おもしろかったです。
ストーリィは他人の夢の中に入り込んでアイデアを盗み出す、または意識を植え付けるという奇抜なアクション映画です。 夢の中なのでの映像は奇想天外、なんでもありです。 3次元を超越した「あり得ない」世界の連続ですが、主人公コブの潜在意識に登場してくる謎の女性との接点も見逃せません。 全体に堅く重く厚みのある映画です。 現実から夢の中へ、そして夢の中でまた夢に入る、、、2階層、3階層と入って行くと、どこへ戻るんだっけ?とちょっと混乱してきます。 非常に良くできていて現実はどこだったのか忘れてしまうほどでした。 つまり見てるほうも夢の中にいるような気がしてきます。 久しぶりにドキドキした映画です。 ストーリィも映像も音楽も素晴らしいです。 ラストへ向けての展開もさすがですね。 いい映画でした。 展開が早いし言葉も難解なので字幕で見るとせっかくの映像を見逃してしまうかもしれませんね。 レンタルで吹き替えがいいかも? 満点にしておきます! ★★★★★

 

2010.12.11  「エアベンダー」をレンタルで見ました。

製作・脚本・監督はナイト・シャマランです。 「シックス・センス」以来、あまりパッとしませんが、、、ストーリィはやっぱり好きです。
で、今回はアニメを土台にした映画で今までとはまったく違うアクション映画です。 全く知らなかったのですが、、、これって3部作で完結するようです。 後半になって時間が足りないのでは?と心配したのですが、この映画は第1章だったのですね。 ええっと、子供向けの映画です。 大人も楽しめますが、やっぱり子供向けと割り切ったほうがいいと思います。 スペクタクル映画ですが「アバター」と比較するとかなり劣ります。 CGはかなりいいのですが、何か足りない?あと一歩のところでしょうか。 映画全体に緊張感が伝わってこないのが残念です。 配役の問題? なにか淡々と進んでいくような、、、ハリーポッターの進行と似ているようなところがあります。 ちょっとゆるいです。 なので子供向けということで。。。 ★★★

 

2010.12.04  「シャッターアイランド」をレンタルで見ました。

重罪人を隔離する島がありました。 そこには精神を病んだ患者が送り込まれていました。 時代は戦後間もない1950年代です。
ロボトミー手術は1930年代から行われ、日本でも1970年代の始めまで行われていたそうです。 難治性の精神疾患について行われた脳の外科治療です。 脳の中の前頭葉とその他の部分とを切り離すために、メスを入れて切断するというおぞましい手術です。 発案した外科医はノーベル賞を受賞しています。 そういう背景を知った上で見ると違う恐ろしさがこみ上げてきます。 ですが、「妄想」というのは何にでも理由付けができてしまう安易さがあります。 しかも見ている側は混乱します。 これは一体妄想なのか現実なのか?と。。。妄想が多いとなおさらです。 ちょっとくどい? 途中で飽きてしまいました。 ですから、ラストの衝撃もちょびっとでした。 ハラハラ、ドキドキが途中で上がりすぎてラストで下がるような感じでしょうか。 ある程度は予想できましたが、、、ラストのラストは更に「ん?」でしたけど。 全体を結びつけるには見終わってから更に整理する必要があります。 なるほど〜と思い出す部分もありますが、やっぱり妄想が多すぎてわかりづらいです。 それなりに心理的な怖さはありましたので、、 ★★★★

 

2010.11.27  「ソルト」をレンタルで見ました。

ロシアのスパイが言うことには、「アメリカの副大統領の葬儀に参列するロシア大統領を暗殺する」と言う事でした。
そんなに簡単に逃げられるの?という連続でした。 まぁ、そのあたりは突っ込まないで、先へ進むと、、、あれよあれよ、どんどん凶暴になっていきます。 そんなことまでできるんですかぁ。 途中から唖然・呆然・開いた口がふさがらない状態でした。 ボーンも真っ青。 ちょっと無理があるんじゃないでしょうか? とは言うものの、いろいろな罠がしかけてあって「そうだったのかぁ」と、後で思い知るのでした。 意外性があってストーリィはおもしろいです。 派手なアクションも緊張感もありました。 はちゃめちゃで楽しめますが、無理もあります。 アンジーの変身ぶりも見所ですが、アクションシーンになるとどうしても弱い感じがします。 あと、人を殺しすぎでしょう。 でもまぁ楽しめたので。。。(^^;;; ★★★★

 

2010.11.20  「ザ・ウォーカー」をレンタルで見ました。

時代は、世界が滅びた未来です。 1冊の本をリュックに入れて西へ歩き続ける1人の男と、ある1冊の本を探し求める町の独裁者。 荒廃した世界とパオレンスはあたかも西部劇のようです。 ホコリっぽく臭そうな映像は好みが分かれそうです。 緊張感もほどほどにありますが、なぜか全体にゆるいです。 独裁者が幼稚で強そうじゃないから? と言うか、強くもない単なる変人が町のボスになれたのはなぜ?という素朴な疑問です。 ラストは衝撃的? う〜ん、私には肩すかしでした。 それはいくら何でもないでしょう。 衝撃ではなくあきれてしまいました。 無茶苦茶です。 配役と作り方でもっと違う映画になったような気がするのですが。。。 ★★★

 

2010.10.16  「グリーン・ゾーン」をレンタルで見ました。

舞台はイラク。 大量破壊兵器の調査を行う部隊から始まります。 ところが、情報はことごとく空振りに。。。 不審を抱いて調査を始めると、、、国防総省へのある疑念が生まれるのでした。 臨場感を出すために?手持ちのカメラで撮影したようで、映像が上下左右にぶれます。 これが緊迫感と結びつくのか?ちょっと疑問です。 むしろ酔いそうでした。 ほどほどにしないと映画どころの話ではなく、トイレに駆け込むことになりそうです。 ストーリィも展開も良く、緊張感はありました。 ですが、1つの部隊がそこまでできるのか? そこまで許されるのか? と首をかしげるような場面もいくつかあります。 ラストの戦闘シーンも冷静に考えると疑問です。 驚くようなストーリィよりも前後関係に無理のないストーリィにしたほうがいいのでは?という印象です。 でも見ている間はそれなりに楽しめたので、、 ★★★☆

 

2010.10.11  「プリンス・オブ・ペルシャ」をレンタルで見ました。

なんといいますか、、、ディズニー映画です。 安心・安全・安易?です。
ペルシャ時代です。 過去に戻ることができる短剣を巡る争いです。 時代背景もさることながら、ペルシャという謎めいた舞台で人間の欲望がうごめき、なんでもありという世界を作り出していました。 そんなことまで許してしまう?です。 いちいち理由を求めていたら先へは進めませんし、そもそもこの映画に理屈は不要でしょう。 スピード感あふれるドタバタ映画です。 ペルシャのイメージがかなり落ちました(^^;;; なんでしょうね? とにかく軽くてすぐに忘れられそうな映画でした。 なんか物足りない。 悪くはないけど、良くもない。 印象に残らない映画でした。 ★★★