Satoshi村
映画の情報13
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Update 2009.06.07
Satoshiの好みで映画をご紹介します。 紹介されない映画は、ごめんなさいね。
お薦め度は5点満点で、★は1点、☆は0.5点です。
2009.06.06 「キューブ・ホスピタル」をレンタルで見ました。
原題は「CORTEX」で辞書をひくと(腎臓や脳などの)皮質と訳されますが、大脳皮質のことだと思います。 DVDのジャケットには血痕のような赤い模様がありいかにもサイコ・サスペンス・スリラーで血なまぐささを連想させるようなイメージを作り出しています。 が、内容はまったく違います。 出血はガラスで手を切った時と注射くらいでしょうか? なんであのような過激なジャケットにしたのか全然わかりませんし、そもそもこの日本語タイトルの意味も不明です。
ストーリィはアルツハイマーになった元警察官がある施設に入るところから始まります。 短期記憶が無くなる中で身近な人達が1人、また1人と消えていくのでした。 音楽もなく淡々と進むのです。 とても単調で眠くなりそうでした。 まったく盛り上がりません。 緊迫感がほとんど無いのです。 何かが起こってるというのはわかるのですが、事の重大さが伝わってこないので勝手に映像が流れてる感じです。 ラストはちょっとだけ意外ですが、だから何?と言うフランス映画でした。 ★☆
2009.05.30 「永遠のこどもたち」をレンタルで見ました。
「パンズ・ラビリンス」の監督が製作したと言う事で、、、一瞬迷いましたが、監督は違うのを確認して借りました。 タイトルからして「パンズ・ラビリンス」のようなことはないだろうと(^^;;;
そんなに期待はしてなかったのですが、、、すごかったです!! 解説にはホラー映画と書かれていましたが、それほどでもないです。 それよりもヒューマンドラマという印象ですね。 とにかく映像がきれい。 映像の端々に淋しさがこぼれ落ちるかのようです。 白い海岸の先には役割を終えた白い灯台、ひっそりと影をひそめるような洞窟。 海岸までの細い道。 元は孤児院だった古く大きな家。 主な登場人物は夫婦と子供の3人です。 謎が解き明かされていく度に衝撃が走ります。 その緊迫感は強烈です。 音楽は少ないですが、優しいピアノの旋律が体にしみることでしょう。 ナイフで刺したり血が吹き出したりするような映像はまったくありません。 ただ、音で驚くようなシーンはいくつかありますのでご注意下さい。
「シックス・センス」もすごかったですが、、、この映画もすごいです。 ★★★★★
原題は「El Orfanato」で、訳すと「孤児院」でした。 日本語タイトルはちょっと? なんとなく原題のまま「孤児院」のほうが良かったような気がします。
2009.05.16 「スリング・ブレイド」をレンタルで見ました。
以前に見たことがあるような、ないような。。。ってことありますよね?(^^;;; 迷った末に借りてしまったのでした。 12年前の映画です。
ストーリィは、かつてある男と母親を殺した知的障害のあるカールが病院から出るところから始まります。 ある子供と知り合ったカールは、その子供と母親と同居することになったのでした。 以前から母親と付き合っていたどうしようもない男が酔っぱらって母親に暴力を奮ったことからカールに変化が。。。
作られた話だと言うのはわかってますが、ストーリィがいいですねぇ。 正直者がバカを見る時代は今も昔も変わっていないような気がします。 都会では抜け目なくしたたかに生きる術を獲得した人達が口を揃えて自慢したがります。 自分たちは利口だぞ!と言いたいのでしょう。 地べたを這うように格好悪く実直に生きることを教えてくれる映画でした。 卑猥な言葉がいくつか出てきます。 ご注意下さい。 ★★★★☆ タイトルのスリング・ブレイドとは、草を刈るための鎌?のような物らしいです。 映画の中で説明があります。 芝や雑草などを刈るための鎌でしょう。 伸びすぎた草を刈るための道具? 現代で言うと草刈り機・芝刈り機のような。。。(^^;;;
地球を縦断する旅です。 北極から出発して南極まで、、、NHKの番組を映画にしたような?そんな印象です。
ストーリィは特にありません? が、温暖化による被害を動物を通して語りかけることがテーマでしょうね。 ちょっと疲れてたというのもあって、あんまり記憶していないのですが(^^;;; 北極クマや渡り鳥やゾウやライオンやクジラは印象に残っています。 映像が美しいのでそれだけでも楽しめました。 油断すると睡魔に襲われそうになりましたけど。。。 過酷な自然さえもすごくきれいに撮れていて、何か違うような気もしました。 まぁそれはそれとして映画自体は良かったと思います。 ★★★☆
2009.05.08 「地球が静止する日」をレンタルで見ました。
久しぶりのキアヌ・リーブスが目に入ったので借りてきました。 地球が危機になるらしい?
ストーリィは簡単です。 宇宙人が来て地球が危機に瀕していると語ります。 ここまではかなりの緊迫感があって良かったのですが、、あのロボットみたいなのはちょっとねぇ(^^;;; あれはもう少しなんとかならなかったのでしょうか? 大阪の万博公園にある太陽の塔のほうがまだ良かったのでは?と思いました。 なんて書くと太郎様に失礼でしょうね。 どうせならゴーストバスターズのマシュマロマンのほうが良かったような気もします。 緊張感がちょっとなえたところで人類滅亡の危機はどんどんと進んで行きます。 ストーリィに矛盾もあって突っ込みどころはかなりあります。 が、それなりに楽しめました。 何か足りないと思えるのは説得力不足ではないかと思います。 ★★★
何の予備知識も無いまま借りました。 スペイン映画です。 もう少しスペインのことを知っておくべきだったかな? 時代は第二次世界大戦が始まる前のスペイン内戦の直前です。 「ファシスト」と「共和派」との対立は、「カトリック・キリスト教や地主や軍部」と「共産主義」の対立へと変わっていきます。
原題は「La Lengua de las Mariposas」で、ネットで翻訳すると「The
Language of the Butterflies」で「蝶の言葉」でしょうか?
喘息(ぜんそく)があるモンチョはある1人の優しい先生に出会い外の世界を知ることになるのでした。 友達・恋・動物、多くのことを先生から学ぶことになります。 そして軍のクーデターが。。。共和派の先生は? 家族が取った行動は? ラストは強烈です。 子供向けの映画だと思ってたらとんでもないです。 崖から突き落とされたような衝撃でした。 途中、大人の性的なシーンも出てきますので注意して下さい。 ★★★★☆ タイトルの「蝶の言葉」は何を意味するのでしょう。
借りる物がなくて、、、手にとったこれを何となく借りてみました。 サスペンス映画?というか、幻影に怯える主人公は天才作曲家という設定なのでかなり混乱する映画です。 とは言う物のストーリィはそれなりにちゃんとしてます(^^;;;
ケイブ(洞窟)に住む主人公は殺人事件に遭遇してしまい、その後は犯人捜しに。。。 時々見せる頭の回転の良さと、わけのわからん喜怒哀楽がますますグルグルさせます。 狂気と天才の狭間で右往左往しているのは主人公ではなく、見ている自分ではないかと錯覚してしまうほどです。 殺人事件の犯人捜しはそんなに苦労しなくてもわかるでしょう。 問題はそこへ至る過程です。 意外性もありました。 ただねぇ、幻影はちょっとくどいと言うか多すぎると言うかなんとかしてほしかったです(^^;;; それから個人的にはもう少しピアノを聞きたかったですね。 ★★★★
2009.05.04 「この自由な世界で」をレンタルで見ました。
この映画も何も知らずに借りてきました。 「麦の穂を揺らす風」の監督だそうです。 あの映画は怒ってばかりでうるさかったですね(^^;;;
この映画もなぜか知らないけど突然に切れてしまうママの心情について行けませんでしたね。 映画の設定が多重人格なのでしょうか? テーマは別にあるのですが、、、ママがあまりにもひどすぎてテーマがおいてけぼりです。 こういう性格って日本人に合うのでしょうか? 始めのほうは我慢してたのですが、途中から苦痛に変わってしまいました。 ストレスが貯まる映画って久しぶりです。 この監督の映画は私には合わないということが良くわかりました。 重たいテーマは一応受け止めましたが、映画はどこかへ飛んで行きました。 ★★
2009.05.02 「イーグル・アイ」をレンタルで見ました。
何も知らずに借りてきた映画です。 スピルバーグの製作総指揮・原作だったんですねぇ。 見ていてなんとなくそんな感じもしました。
ストーリィはある男性の携帯電話に謎の女性から突然に電話がかかってきます。 指示されるのですが、、、何が何だかわかりません。 別の女性にも同じようなことが起こります。 そして2人は同じ車に乗って。。。 スピルバーグ映画の特徴はわざとらしさが前面に出てること、ストーリィが無茶苦茶と言うか無理無理なとこ、途中で冷めてしまうこと、などなど。 1つ1つはハラハラドキドキさせるのですがつながらないのです。 半分くらい見るともう飽きてしまう(^^;;; ですから、2・3日するとほとんど覚えてないでしょうね。 そういう映画でした。 スピルバーグ映画って何も残らないんです。 早い話が見なきゃいいんですけど、連休と言う事で他に残ってなかったのです(^^;;; まぁ、そういう映画だと割り切って見れば。。。 ★★
2009.04.29 「ワールド・オブ・ライズ」をレンタルで見ました。
大好きなリドリー・スコット監督ですから。。。楽しみにしてました。 ええっと、ラッセル・クロウの変わり果てた姿に唖然呆然! あのグディエーターのマキシマス将軍はどこへ行っちゃったんでしょうねぇ? 反対にディカプリオは大人の演技でした。
ストーリィは実話を元にしているそうです。 あるテロ組織をCIAが追うというものです。 ラッセル・クロウの役はアメリカ本土で指示をする事務方。 ディカプリオの役はヨルダンで指示を受けて現場での実行部隊。 それにヨルダンの情報局ハニの3人が主な登場人物です。 日本語題を直訳すると「ウソの世界」で、原題は
Body of Lies で「ウソの体?」。 ウソと言うか策略と言うかダマシと言うか陰謀と言うか。。。とにかくうさん臭い。 全体に流れる濃厚な緊迫感はさすがにスコット監督らしいです。 ただ、ラッセル・クロウの役はなんか違うと言うか緊張感が薄れました。 映像はカラカラに乾いた空気と砂埃とギラギラの太陽が印象的です。 映画全体に拷問を意識させるような薄気味悪さが漂っていますのでご注意下さい。 見ないとは思いますがお子様向けの映画ではないです。 ★★★★
2009.04.25 「センター・オブ・ジ・アース」をレンタルで見ました。
地球の中心へどうやって行くのよ? って言うか、あれこれ考えてる暇はありません。 なんでもアリの映画でした。
基本的に子供向けですが、ディズニー映画ならもうちょっとストーリィをなんとかすると思います。 ストーリィが先にあるんじゃなくて、あっと驚かしたり無茶苦茶なアイデアが先にあってつなぎ合わせたという感じでしょうか。 ほとんどがCGです。。。が、低予算で作られたCGかも? 登場人物は3人だと思っていいです。 とにかく何にも考えないでお子様と一緒に見られる安心な映画でしょう。 大人にはちょっと。。。(^^;;; ★★☆
2009.04.11 「レッドクリフ」をレンタルで見ました。
ずいぶんと騒がれた大作映画?ですから、、、借りてみました。 ですが、監督のジョン・ウーはあんまり好きではないです。 ブロークン・アローやMI・2でストーリィよりもアクションを好む監督なんだなぁ?という印象です。 で、今回もやっぱりストーリィがちょっと変と言うか、やっぱり変です。 そして見終わってから曹操って単なるストーカーだったのかなぁ?と(^^;;; 映画では善と悪を完全に分けてしまい、曹操は完全に悪となっています。 まぁ、このあたりは映画の作り方なんでしょうけど、、、なんとなく違和感がありました。 しかも曹操の部下にはろくなのがいませんね。 悪は徹底的にごろつきのバカ集団として描かれています。 戦いでの陣形を見るとちょっと滑稽です。 白いハトは相変わらず出てきます。 パート2はDVDが出るまで待つことにします。 ★★★
2009.04.04 「アイアンマン」をレンタルで見ました。
主人公のキャラクタがどうも好きになれないのですが、、、人の話を聞かない、自己中心的、大金持ち、わがまま、プライドが高い、自尊心の塊などなど。。。 どうにもならない主人公がロボットスーツを作ります。 ガンダムというよりも、どちらかというとボトムズのような?モビルスーツです。 日本のアニメの主人公は自身の葛藤はあるものの人間性やモラルははそれなりに形成されてました。 この映画の主人公は全然違います。 ひどいです。 話すたびにちょっとうんざりしてしまいました。 CGはさすがですし内容もおもしろいので最後まで楽しめました。 好きになれない主人公の性格をなんとかして欲しい、それだけです。 ★★★☆
2009.03.28 「インクレディブル・ハルク」をレンタルで見ました。
超人ハルクは、何年前かに見た覚えがあるのですが、、、ほとんど忘れてます(^^;;;
緑色のモンスターです。 変身ものではジギル博士とハイド氏を思い出しますが、ちょっと違います。 心拍数が200を越えるとハルクに変身してしまう主人公は軍から追われる身でした。 追う側の軍の将軍と元の恋人に加えてハルクを執拗に追うことになる軍人1人。 変身治療に協力的な博士。 主要な登場人物はたったのこれだけです。 わかりやすいですね(^^;;; 顔も特徴があるのではっきりと区別できます。 バトルシーンは圧巻です。 重量オーバーの破壊シーンと意外に素早い軽快さの両方を楽しむことができます。 ストーリィも悪く無い。 元恋人が切れるシーンに笑ってしまうようなコメディもあります。 ケッコウ楽しめました。 ★★★★
今回も借りる物が無くて。。。ふと目に止まったのがこれでした。
角膜を移植して見えるようになった女性が、、、何が見えるようになったのか? ホラーです。 残虐なシーンはほとんどありませんでした。 全くなかったと言ってもいいくらいです。 ただ、急に大きな音でびっくりさせようとする魂胆は何度もあります。 これって、くどいと言うかまたか?とマイナスだと思うんですけどね。 ストーリィはおもしろいです。 少しだけつながらない部分もあって???なところもわずかに残りました。 角膜にはどんな謎が秘められていたのでしょうか? ラストはなかなか衝撃的です。 じわじわと怖さをあおって、いきなりの音と映像でびっくりさせるのが苦手な方にはお薦めしませんけどストーリィは楽しめます。 ★★★★
2009.03.07 「ランボー 最後の戦場」をレンタルで見ました。
借りる物が無くて。。。戦争物はあまり見なくなりました(^^;;
舞台はミャンマー。 人道支援のために訪れたボランティア団体が拉致され、救出するために傭兵が雇われます。 弓矢と手作りのナイフと言うかナタを持って立ち向かうランボーは、まさしくイノシシのごとく猪突猛進でした。 ある時はゴリラのように猛々しく、ある時はライオンのように勇猛果敢に走り回り、ある時はオオカミのように忍び寄るのでした。 スタローンもかなりいい歳だと思うのですが、、、さすがに機敏な動作は影を潜めてムキムキを強調する映画になっています。 残虐な殺しのシーンと血肉が飛び散る悲惨なシーンが見せ場でしょう。 あまりいい気はしませんね。 ストーリィも単純でほとんど記憶に残ってません(^^;;; 最初から最後まで人を虫けらのように殺して行く映画です。 後味の悪い映画でした ★☆
2009.02.28 「ウォンテッド」をレンタルで見ました。
CMとかでもハデに宣伝してましたから、、、借りてきました(^^;;;
ストーリィは暗殺集団に拉致された1人のしょぼくれた若者が変貌していく映画です。 拉致された意味は? 暗殺集団の目的は? シャープで斬新な映像が持ち味でしょうが、なにしろ人を殺しすぎです。 そんなに血まみれのシーンが必要なの?というほど殺していきます。 スローモーションがとても効果的で車の動きなどは今までに無いアイデアで満ちあふれてます。 007も真っ青でしょう。 すごいなぁ〜と思わせる一方で殺しのシーンはちょっとくどいと言うかそこまでバイオレンスに飢えてるの?と言う印象ですね。 派手なアクションを楽しむという映画ですが、残念ながら見て良かったぁと思えるような何かが残って無いのです。 ★★★
前回「エリザベス ゴールデンエイジ」を先に見てしまい、後先になってしまいました(^^;;; この映画を先に見ておけばもっと楽しめたかもしれませんね。
歴史物の映画は好きです。 カトリックとプロテスタントの血塗られた闘争はこんな風だったのか?と思ってしまいました。 しかもローマ法王までも。。。あんたもか?と声に出してしまうほどです。 この映画を見て、大昔に教科書で学んだ「イギリス国教会」の意味がやっとわかりました。 ああぁ、そういうことだったんだぁ〜と。 教科書を眺めるよりも映画を見た方が頭に入るんじゃないでしょうか? とは言う物の、そもそもカトリックとプロテスタントの違いって?、、、神父と牧師くらいしか知らないし十字架はどちらも共通だったと思う、くらいしか知らないのだから映画の本質も見えてないでしょう(^^;;; 歴史映画が好きな方にはお薦めです。 残酷なシーンが一部にありますのでご注意下さい。 ★★★★
借りる物が無くて、、、うろうろしてたらこれを見つけました。 大好きな藤沢周平の原作なので借りてみました。
ストーリィは、思いがけずに目に入った山桜に見とれ、手に取ろうとして背伸びをしたのですが取れませんでした。 ここから始まります。 幸せにはほど遠い女性が山桜に思いを寄せる映画です。 山桜はピンクではなく、どちらかというと花びらから透ける葉の緑色が印象的です。 公園などで見かけるサクラよりも白く清楚で凛々しいです。 映画は静かにゆっくりと進みます。 セリフもそんなに多くは無いです。 すごくいいのですが、、、主演の女優さんがちょっと(^^;;; 違う人だったらもっと良かったのに。。。と思いました。 映像はとてもきれいです。 無駄な言葉がないのでうるさくもないです。 映画はとてもいいのですが、やっぱり主演の女優さんがちょっとでした。 そこだけ残念です。 ★★★★
借りる物がなくて、、、残ってたのがこれでした(^^;;; なかなかおもしろかったです。
ストーリィはスーパーマンのような最強の肉体で悪に立ち向かうのですが被害が大きすぎてブーイングの嵐でした。 しかも飲んだくれ。 真のヒーローに生まれ変わるために刑務所へ入ることになったのでした。 CGもすごいですがストーリィもすごいです。 それってどういうこと?と意外な方向へ向かいます。 はちゃめちゃな破壊とスピードと下品な言葉。 スーパーマンとはまるで違いますがけっこう楽しめました。 でもねぇ、あのスーツはダサイと思いますよ。 とっても変でした。 ★★★★
あのナイト・シャマラン監督の映画です。 ずっと映画館で見ていたのですが、、、時間もお金もないまま時が過ぎてしまったのでした(^^;;;
ストーリィはある日突然起こった奇妙な現象。 細菌兵器によるテロなのか?と言うこんな簡単な言葉で映画全体を表現できてしまうほどのシンプルさです。 相変わらず謎めいたサイコスリラーと言うかちょびっとホラータッチでした。 この監督の特徴はすごく閉鎖的な世界に閉じ込めていく感じがします。 特にここ何作かの映画は窮屈な空間に追い込んで行く手法のように思われます。 まぁ、傾向と対策はどうでもいいのですが、なにしろ世界が小さく小さくなっていくのでラストで何かが起こらないと花が無いと言うか尻すぼみになってしまう恐れがありますね。 今回の映画もそれなりに楽しめましたがゲロゲロシーンで驚かすような情けない映像も見られます。 残念ですがあまりお薦めできる映画では無かったです。 ★★★ シックス・センスがあまりにも衝撃的だったので。。。ちょっと。
2009.01.17 「エリザベス ゴールデン・エイジ」をレンタルで見ました。
ケイト・ブランシェットは好きな女優ですが、どちらかというと脇役のほうが光るような気がします。 この映画では存在感がありすぎてちょっと違和感がありました。
時は1585年のイギリス。 無敵艦隊を誇るスペインはカトリック教徒の国でした。 プロテスタントの女王エリザベスとスコットランドのカトリック派の女王メアリーとの確執と陰謀。 そこへ冒険者ローリーが現れて恋の行方は?? スペインとスコットランドとイギリスの三角関係、恋の三角関係と自身にある人間として女として女王としての三角関係が見所です。 髪型や衣裳は絢爛豪華です。 個人的にはちょっとハデ過ぎかなぁ?という気がしましたが。。。(^^;;; いい意味で違う種類の緊張感が最後まで続きます。 ただ、少しストーリィに無理があるような? ★★★★
この映画って1998年の「エリザベス」の続編でしょうか?(^^;;; 知らないで借りてきました。 「エリザベス」は見ていませんけど楽しめました。
2008.12.31 「世界最速のインディアン」をレンタルで見ました。
インディアンはバイクのメーカの名前です。 1000cc以下のクラスで最高速を目指すニュージーランドの老人の映画です。 実話を元にしたらしいですが、かなり脚色されているような気もします。
アメリカへ渡航するまでと、アメリカ国内での移動と、レースに参加するまでと、レースでの走り。。。 田舎者の年寄りが夢を追いかけてレースに参加する、、、なんて素晴らしいことでしょう。 なぜ危険なレースに参加するの?という質問に「たったの5分は人生に匹敵する」だそうです。 これはうなずけました。 レースに出てた頃、コーナーを曲がるたったの数秒間に多くの時間が凝縮されていたように思えるからです。 スタート前の緊張感はヘルメットをかぶったときから始まります。 あの頃の気持ちを60歳を越えても持ち続けられるなんてうらやましいですね。 昔のなつかしい気持ちが蘇ってきました。 ただ、話しがうまくできすぎてないでしょうか? ★★★★☆
2分先の未来が見える? というちょっと変な能力を持った主人公でした。 突っ込みどころもかなりありそうです。
ストーリィはテロリストによる核攻撃を阻止しようとするFBIに翻弄されながら運命の女性と共に。。。 映像にダマされるのはいいとして、ラストはちょっとどうにかしてほしい。 これではもう一度みたいとは思わないでしょう。 いくらなんでも?という映画でした。 ただ、内容はそれなりに楽しめました。 CGも素晴らしいです。 迫力もあります。 展開もなかなかいいです。 が、やっぱり終わり方がちょっとねぇ。。。 ★★★
2008.12.28 「バットマン ダークナイト」をレンタルで見ました。
「バットマン ビギンズ」が良かったのでこれも期待したのですが。。。 ちょっとくどいかなぁ? 時間も長いような気がします。 微熱があって頭が重かったせいもあるかもしれませんが(^^;;;
テーマとなっている苦悩は、正反対の選択でしょうか。 善と悪、正気と狂気。 このあたりの描き方が「くどい」と言うか「子供っぽい」と感じました。 映像はどう見ても大人の映画なのですが、ストーリィは子供向けのような気がします。 極限状態での選択に見る側を追い詰めていくという手法も、やっぱり子供っぽいと思います。 そもそも無理がありますね。 唐突で前後のストーリィが成り立たないでしょう。 このあたりがイマイチでした。 まぁ、私の好きなタンクのような車も大活躍だったし、バイクもすごかったので楽しめましたけど。 執事のアルフレッドの活躍が少なかったのがちょっと残念でした。 ★★★★
2008.12.20 「イースタン・プロミス」をレンタルで見ました。
いきなりの残酷シーンで驚かされます! このシーンで「しまった! 失敗したぁ。」と思いました。 こういう映画なのかぁ?という予想はかなり当たってます。
ストーリィは、ある女性が胎盤剥離で病院に運び込まれ、赤ちゃんは助かったのですが母親は亡くなってしまいます。 その母親が残した日記はロシア語で書かれていました。 助産婦のアンナは日記を頼りに家族を捜し始めるのでした。 舞台はイギリスのロンドン。 残虐なシーンは3・4回ほど出てきます。 銃ではなくナイフだと言うのもちょっと痛々しいですね。 そこまで描く必要があったの?と言う気もします。 全体に重たく暗いです。 途中に音楽があったのか?と思えるほど静かですが、ダークな緊張感は最後まで続きました。 重厚な大人のサスペンス映画ですが、性的な描写や残虐なシーンを考えると誰にでもお勧めできる映画だとは思えませんね。 ただ、映画自体の作りやストーリィはなかなか良かったと思います。 ★★★☆
2008.12.13 「ドラゴン・キングダム」をレンタルで見ました。
原題は「The Forbidden Kingdom」で、禁止城とでも訳すのでしょうか? なんでドラゴンになったのかはわかりませんでした。 そしてジャキー・チェンとジェット・リーの共演と言う事で借りたのですが。。。
ストーリィは孫悟空の如意棒を持ち主に返すために旅をすると言うものです。 三蔵法師と共に旅をするのと似ています。 まぁ、カンフー映画にストーリィは不要でしょう(^^;;; 突っ込みどころはありすぎて忘れてしまう程です。 気にしてたら見られないので忘れてしまいましょう。 思い切って何か別のことをしながら映画を楽しむのもいいかもしれませんね。 ジャキー・チェンとジェット・リーの2人が良く出たなぁという映画でした。 多くを期待すると裏切られます。 寛容な気持ちでゆったりと見るのがいいでしょう。 カンフー大好き!な人にはお薦めな映画だと思います。 ★★☆
2008.12.07 「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」をレンタルで見ました。
第2章です。 第1章は「ライオンと魔女」でしたね。 ディズニー映画ですから安心・安全でしょう。 そこがまた大きな壁でもあるのですが。。。
4人の兄弟姉妹がまたナルニア国へ。 ハリーポッターのような旅立ちか?と思ってしまいました。 人間に支配されていたナルニア国をカスピアン王子と共に救おうとするのですが。。。 映像は第1章よりも美しいです。 戦闘シーンもバージョンアップされましたが、ロード・オブ・ザ・リングの縮小版?という気もしました。 そして第1章との大きな違いは、敵の数が多い割りにあんまり強くないということでしょうか? 人間が増えた分だけ動物たちの出番も減ったようですね。 第1章のファンタジーから第2章の人間臭さへと変わったようで、個人的にはあんまり好きでは無いです。 反対に大きくなったルーシーの活躍と凛々しいスーザンはなかなかいいです。 音楽も良かったです。 残虐なシーンは無く、多少痛いくらいの映像で少し「ゆるい」映画でした。 ★★★☆
2008.11.29 「スピード・レーサー」をレンタルで見ました。
日本で大昔にはやった?「マッハGoGoGo」と言うアニメを映画化したものです。 監督は「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟です。 斬新な映像と言われながらあまり人気が無かったらしいですね。
ストーリィは敬愛するドライバーの兄を失った弟が八百長レースを牛耳るレース会の大物を敵にしてマッハ号で走り抜けるという単純な映画です。 マッハ号は普通の車ではないです。 ジャンプします。 最初からすればいいのに防弾にもなります。 タイヤも自動的に変わります。 スパイクも出ます。 とんでもない車です(^^;;; 映像は、、、鮮やかですが目がチカチカして見づらいです。 見始めてすぐに飽きました。 アニメと実写の合成のような感じですがゲームの映像を越えるものではないような気がします。 ちょっと残念ですね。 この映画に乗れるかどうかは、昔のレーシングゲームでも楽しめるかどうか?に比例するような気がしました。 ★★☆
2008.11.22 「ハンニバル・ライジング」をレンタルで見ました。
あのハンニバルの原点?という映画です。 こんなに口数の少ない主人公ってあまり無いような気がしました。 最初は美しい景色に見とれて緊張感もゆるいです。 ですが、しゃべり始めてからだんだんと狂気に変わってきます。
時代は第2次世界大戦の末期。 混乱の中で両親を失い、妹も?。 妹との約束を果たすべく彼は徐々に覚醒していくのでした。 殺しの美学がそこにあるのかもしれませんが、理解できない人間には単なる狂気でしかありませんね。 どんなに映像がきれいでもやっぱりゲロゲロでしょう。 映画全体に「鋭さ」ゆえの緊張感がにじみ出ています。 目、針、刃物、歯など。。。拷問を受けているかのような映画です。 多分、そういう意図で作られたのだと思いました。 ストーリィに説得力がないのでイマイチ乗れませんでした。 単に「痛い」だけ(^^;;; と、まぁだいたいは予想してたので見るのが遅くなりました。 見なくても良かったかも。 ★★
2008.11.15 「幻影師 アイゼンハイム」をレンタルで見ました。
セピア色が似合う時代の魔術師というか手品師と言うか幻影師?? 原題は「The Illusionist」ですから幻影師?なんでしょうね。
19世紀末のウィーンが舞台です。 子供の頃に親しかった公爵令嬢ソフィは皇太子と婚約する予定でした。 幻影師アイゼンハイムは偶然にもソフィと再会します。 そして、ある事件が。。。 ここまでの展開は素晴らしいです。 時代背景と映像と音楽はため息が出るほどです。 事件のあと少し中だるみしますがそれでもサスペンス要素たっぷりでぐいぐいと引き込まれていきます。 全体の雰囲気がいいですね。 ひょっとして??と言う予想をあれこれ考えながら映画との差分もまた楽しいです。 深い悲しみの中でアイゼンハイムが取った行動は? 皇太子の命令で取り締まりを強化した警察官は? 皇太子は? 素晴らしい映画でした。 この時代と映像が見事です。 お薦めの映画ですね。 ★★★★★
2008.11.08 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」をレンタルで見ました。
ええっと、昨日の夜に見たはずなんですがほとんど覚えてないのです(^^;;; 切れ切れになった映像が頭の中でちらほら。 スピルバーグ監督の映画ってほとんどが記憶に残らないんですよねぇ。 そこがいいのかもしれませんが。。。
ストーリィはある磁気を帯びたスカル(頭蓋骨)が持つ特殊な力の謎を探るためにソ連(ロシア)の軍隊と追いつ追われつを繰り返します。 シリーズ同様の冒険活劇です。 覚えていることは、51番という倉庫、核実験、ナスカの地上絵、アマゾンなどなどです。 核実験ははっきり言って笑えませんでした。 と言うか、あのようなシーンはあまり見たくないです。 相変わらずイライラさせるようなあっちへ行ったりこっちへ来たりのわざとらしいピンポンゲームは健在です。 ラストは違う意味で笑えました。 それはいくらなんでも、、、まぁいっかぁ。 とにかく圧倒的に緊迫感が薄いです。 ★★