Satoshi村

   映画の情報4

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Update 2003.12.31

Satoshiの好みで映画をご紹介します。 紹介されない映画は、ごめんなさいね。

お薦め度は5点満点で、★は1点、☆は0.5点です。

 

ダーク・ブルー レッド・ドラゴン イッツ・ショータイム サラマンダー
ターミネーター3 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル マトリックス レボリューションズ ネメシス
フィアレス マトリックス リローデッド めぐりあう時間たち マジェスティック
I am Sam ロード・オブ・ザ・リング2 ジェボーダンの獣 モンスターズ・インク
サイン ビューティフル・マインド シッピング・ニュース コラテラル・ダメージ
陰陽師 シュレック シャイン  

 

2003.12.??  「ダーク・ブルー」をレンタルで見ました。

途中で寝ちゃいました(^^;;; だってテンポがゆるいし盛り上がりに欠けるし、、、風呂上がりでぼ〜っとしてたし。。。 脚本はいいと思いますよ〜多分。 でも、ちょっとタルかった。 ★★☆

 

2003.12.??  レッド・ドラゴン」をレンタルで見ました。

ぐわっ! これはもっと早く見ればよかったなぁ。 いい映画です。 と言っても劇場公開ではR指定でしたっけ? お子さまにはお勧めできませんが、映像もきれいだし、細部にこだわった繊細な映画だと思います。 元々このレクターという人物には存在感があって好きなキャラクタですが、今回もその存在感を十分に発揮していると思います。 レッドドラゴンという意味がなぜそこにたどり着くのかその過程において、凡人の私にはちょっと飛躍しているようにも思えますがそれなりの根拠があるのでしょう。 ラストもしっかりとやられてしまいました。 展開もストーリィもすばらしいいい映画だと思います。 赤色が特に印象的に使われていたと思います。 お薦め度は★★★★☆です。 満点にしなかったのはちょっと残酷なシーンが幾つかあるためです。

 

2003.12.??  イッツ・ショータイム」をレンタルで見ました。

なんか途中で眠くなりました(^^;;; 私にとってはどうでもいい映画かもしれません。 ほとんどコメント無しです。。。 ★★

 

2003.12.??  「サラマンダー」をレンタルで見ました。

どう表現していのやら。。。 悪くはないですが、特別良くもないです。 荒廃した映像から、なんとなく「マッドマックス」を思い出してしまいました。 どうもこの手の映像は好きになれないなぁ〜。 映画の中の世界はとても小さいです。 最初から最後まで広さを感じられません。 狭い世界ですべてのことが完結したかのような、、、それでいいのか?といった感じが残ります。 単なるアクション映画として見て欲しい?のでしょうね(^^;;; ★★★

 

2003.12.25  「ターミネーター3」をレンタルで見ました。

何と言っていいやら。。。(^^;;; 今回の新型ターミネーターは強いんだか弱いんだかわからないじょ。 圧倒的な強さと冷酷さがあんまり伝わってこないので、いまいち盛り上がりに欠けるという感じがしました。 劇場に足を運ばなくて正解でしたね。 これってやっぱり監督の違いなんでしょうねぇ。 新型ターミネーターが女性っていうのもなんかしっくりこないしなぁ。 コナーも大人になってバリバリかと思えば。。。期待はずれ。 ん〜、全体にちぐはぐしてて「こんなもんか」という感じでした。 「2」があまりにもすばらしかったのでしかたないのでしょうか。 ★★★

 

2003.12.06  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」をレンタルで見ました。

テニスでちょっと疲れてたので、あんまり考えたくなかったのです。 んで、これにしました(^^;;; おバカな映画です。 内容はあっても無くてもどっちでもいいような。。。 いろんなコスチュームで3人が登場。 なんという中身の無さだこと。 そのまま通り抜けていくシンプルな映画ですよ〜。 007+コメディのような雰囲気に近くなってきたかなぁ? 1作目のような新鮮さが無くなって、中だるみする感じがありました。 パート2ってなかなか大変ですよねぇ? ★★★ とにかく何も考えたくないじょ〜という人や、アクションこそ映画!という方にはお薦めです。 真面目な社会派ドラマを見たいという方には絶対にお薦めしませ〜ん。。。見るわけないか(^^;;;

 

2003.11.28  「マトリックス レボリューションズ」を新宿で見ました。

疲れたじょ〜(^^;;; 後半のバトルシーンのほとんどがコンピュータグラフィックなのですが、、、わかっちゃいるけど、その目まぐるしさと言ったら瞬きさえもできないほどでした。 シューティングゲーム以上に頭に血が登りました。 そう、はっきり言ってゲームですね。 内容はまぁわからんこともないですが、わからんかもしれません。(^^;;; とめどなくどうしようも無くなって苦し紛れにそうした?って感じもします。 プランAのラストでは誰もが予想するし、プランBのラストじゃ期待はずれだし、、、ってんで、このラストに収まったのかなぁ? 進化の過程にも突然変異と言うか、、、変異は日常茶飯事な訳でガン細胞にしたって自身の変異細胞なのですから、機械の中でも変異は起こり得るかなっと。。。 でもね、そういうまとめ方はソフト開発している身としては、ちょっと納得できないのです。 神との間に取り交わした契約のようなものを想像させたかったのかなぁ? ★★★☆

 

2003.10.10  「StarTrek ネメシス」をレンタルで見ました。

昔から大好きなのがこのスタートレック! スターウォーズよりも好きです。 けどね、映画では第1作以外はどれもあんまり。。。なので映画館で観ようとまでは思いませんね。 残念なことです。 この映画もそうなんですが、序盤〜中盤のタルイ感じはなんとかならないもんでしょうか? 緊張感のようなものが薄いんですよねぇ。 未知なる生物とのファーストコンタクトが無いためかなぁ? 終盤になってやっと身を乗り出して観ている自分に気が付きました(^^;;; ★★★ どんなにひいき目に見てもこれが精一杯ですね。 スタートレックファンとしては淋しいですじょ〜。

 

2003.08.30  「フィアレス」をレンタルで見ました。

1993年アメリカ映画です。 飛行機事故で奇跡的に助かった主人公マックスと、その他に助かった乗客の多くはある種の精神的な障害を抱えることになります。 生と死の極限状態におかれた人達がどう考え、どういう行動を取ったのか? そして何ができなかったのか? マックスは人を救うことに生き甲斐を見いだし、神は自分を殺せないと錯覚してしまいます。 これはベトナム帰還兵にあり得る精神障害と似ているとか。。。 断片的な映像で飛行機事故が再現されて行くのですが、、、あっ、そういうことだったのか!というシーンもあってかなり衝撃的です。

う〜ん、この映画はちょっと難しいです。 ヒューマンドラマと言うような簡単な言葉で片づけられるほど生易しいものではありません。 宗教的な意味合いもあって私のような宗教心の無い人間には???の部分もありました。(^^;;; でも、生きるということをこんなにも切実に感じられる人、またはそれを経験したことのある人はホントに数少ないと思うのです。 そして、その病んだ心を克服することができるとするなら、、、それはやっぱり「人間愛」だということ? お薦め度は★★★★ ちょっとクセのある映画で、はまらないと退屈な映画になるかもです。

 

2003.06.28  「マトリックス リローデッド」を新宿で見ました。

ぐっは〜(^^;;; 第1作目で度肝を抜かれて今回は骨を抜かれるのかと思いました。  いや〜なんというド迫力のバトルだこと。 しかもそれがイヤミじやない! 優雅で美しいと来たもんだ。 破壊の美しさをこれほど切れのある映像にした映画を知りませ〜ん。  しなやかでエレガントなトリニティに思わずに惚れ込んでしまいました。 スピード感溢れる高速道路のカーチェイスはドキドキもんです。  撮影に7週間もかけたというのもうなずけます。  心臓の鼓動が早くなっていた事に気が付いた時、ステァリングを握っていた頃の緊張感を思い出しました。  信じられないくらいのスピードと迫力です。 このまま一気にラストスパート!

ストーリィはまるで心理学?哲学?論理学? 計算されたシステムと例外。 選択と運命。 限りなく永遠のパラドックス。 因果関係が成り立つ世界で果たして自由な選択はあり得るのか? どれを選んでも結果は決まっているのではないか? 私たちの世界はすべて計算された上での結果では無いと言い切れるのか?  こんな問いかけを何度も繰り返しながら壮絶に戦うという、、前代未聞の映画です。  未来を信じてるわけではない。 過去を信じているからこそ。。。 一瞬の問答に頭をひねりながら、それでも次の戦いに目は釘付けになるのです。  頭と目が疲れることは請け合いです。(^^;;; ★★★★☆ 満点にはしませんでした。 好きな映画ですけどね。  だって、この理屈を流してしまえばストーリィは無くなるし、真剣に悩むと頭が痛いですよ〜。

 

2003.06.12  「めぐりあう時間たち」を新宿で見ました。

原題は "The Hours"です。 簡単に言うと3人の女性のたったの1日の物語です。 いえ、それではあまりにも簡単すぎます。 大いなる人生と哲学がそこにあります。 この映画は自分の居場所や自分らしさや自分とは?を問いかけてきます。 生きるとはこんなにも辛いものなのか?と私のような凡人に語りかけます。 やがて3人の物語はある1本の糸に結ばれていきます。 そして、それぞれが答えを見つけます。 得るために何をしたのか? または、何をしなかったのか? なぜしたのか?なぜしなかったのか? 生きることの意味や選択することの意味について迷い悩んで来た人には「はまる」映画でしょう。

3つのストーリィが交錯しながらテンポよく展開して行きます。  音楽はピアノがメインですばらしいです。 1920年代のイギリスの風景がニコール・キッドマンの演技と妙にマッチして美しいの一言ですねぇ。 なにしろあの眼差しがすばらしい! ジュリアン・ムーアの演技も秀逸です。 あのお腹は本物なの?....本物だそうです。 メリル・ストリープは安心して見てられます。 私の好きな俳優エド・ハリスもさすがでした。 社会性・同性愛と言ったテーマも含まれています。 生きることと死ぬこと、と言う重たいテーマであり難しいテーマでもあります。  ★★★★★ 満点にしました。 理由は見終わってしばらく言葉が無かったから。。。答えを見つけられないと思ったから。

ところでこの日本語タイトルって私はあんまり好きじゃないです。 原題そのままで「時」のほうが良かったなぁ。

「The Hours」をそのまま辞書で引くと、、、 ホライ、ホーライ(Heures,Hours)に行き着きます。   ギリシア神話でゼウスとテミスの娘達のこと。 時刻(Hour)の語源。 季節・成長と衰亡・秩序の女神たち。 ( Progressive English-Japanese Dictionary, Second edition )

更にインターネットで検索すると、、、通常三姉妹と考えられ、ヘシオドスは「エウノミア(秩序)、ディケ(正義)、エイレ(平和)」という名前を挙げているそうな。  その一方で、自然や季節を表していると考えられ、「タロ(春、芽生え)、カルポ(秋、収穫)、アウクソ(夏、成長)」という名で知られてるとか。。。  元々季節に結びつけられたいた彼女たちが、後世には12ヶ月に対応するように数が増えていった。  またオリュムポスの番人とも言われ、天界の馬の世話を任され、神々が戦車の乗って出かける際は、雲をかき分ける役目を持っていた。  その名前から、ラテン語のホラエを介し、時刻(Hour)の語源になった。  と言うことだそうです。  「三姉妹」。 そして「秩序・正義・平和」 「春・秋・夏」、、映画では、1923年のニコールの風景は緑輝くだったような。。。 1951年のジュリアンは半袖のだったような。。。 2001年のメリルは? 寒そうなだったような気もするなぁ。

 

2003.05.24  「 マジェスティック 」をレンタルで見ました。

いいですねぇ〜。 こういう映画って好きです。 時代背景もスローな音楽もゆったりと流れる映像も。。。 赤狩りと呼ばれる共産主義者の弾圧が横行していた時代に、濡れ衣を着せられたある脚本家が事故で記憶喪失になってしまいます。 たどり着いた場所である人物に間違われて。。。 主演のジム・キャリーはあんまり好きな役者では無かったのですが、、、すごくいい雰囲気を出してました。 時々見せる淋しそうな顔は生まれついての役者なんだなぁと思わせられます。 脚本がすばらしいです。 こういう映画をいいなぁと思えるようになったということは、、、歳を取ったってこと? ぐはは。 いいの、いいの。 ★★★★☆ 満点にしたかったけど、、、ちょっとタルイ部分もあったので。。。

 

2003.05.17  「 I am Sam 」をレンタルで見ました。

ショーン・ペン。 これだけの演技が良くできたものだと感心しました。 けど、注意深く見ると変かなぁ?って思える部分もあったりします。 だって、時々賢くなるんだもの。 まぁ、いっかぁ。 7歳になった子供を育てる親父の知能も7歳じゃ育てるにふさわしくないでしょ?っていう問題を突きつけられます。 あの子の演技はすばらしいですねぇ。 子役でこういう子供がぞろぞろ出てくるんじゃ大人はたまりませんよ。 この子、大きくなったらどうなるんだろう?って思いました。 この子の演技、、、って言うか、この子を見るだけでも価値がありまっす。 特にキッとした眼差し! その反対に眠そうな時のあの顔! なんともいじらしいです。 ★★★★ 親子に必要なものってなんだろう?と考えさせられましたよ。

 

2003.04.08  「ロード・オブ・ザ・リング2」を新宿で見ました。

見るの遅すぎですかぁ? お仕事が忙しかったのでこんな時期になってしまいましたよ。 空いてて良かったけどね。 いやいや、それにしても話の展開は早いじょ。 早すぎるって言うか、第1作で関わってきた人々とのつながりがわからなくなって「どういう人でしたっけ?」とか「あんた、あの人のなんなのさ」と言った感じでした(^^;;; それから位置関係が頭の中でバラバラになって、どこに何があって誰がどこにいるのか、もうどうでも良くなりました(^^;;;

透き通るような美しさのアルウェインは、、、どこへ行くのよ〜。 それから、あなた達はどこからやってきたの? アンタはそんなに軽かったか? あんなに強かったあの悪はどこへ行ったのよ。。。と、疑問だらけ。 

離散と再会、裏切りと友情っていう人間くささが映画を盛り上げてくれてました。 第1作目のような化け物とのバトルはほとんどありません。 大群につぐ大群で数で勝負してました(^^;;; とにかくうじゃうじゃと押し寄せてきましたねぇ。 途中で飽きるほどの数です。

3時間の中へ無理矢理突っ込んだという感じはしました。 でもね、大自然の中の壮大な物語は確かにワクワクさせてくれます。 大スクリーンで見る価値はあると思いますよ〜。 ★★★★

 

2002.11.30  「ジェボーダンの獣」をレンタルで見ました。

フランス映画です。 このジェボーダンってフランスの地名です。 んで、ジェボーダンの獣っていうのは1700年代にあった実話です。 映画はその実話を元に脚本されてまっす。

プロローグは謎めいて始まりますが、少し単調です。 侯爵だの伯爵だのその子供だのいろいろ出演者が多いのとメリハリが無いので人間関係を把握できませんでした。  ですから人物像が曖昧なまま進行してしまうんです。 無理矢理入れたような恋愛劇は、やっぱり無理があるんじゃない? そんなこんなダラダラした展開が、一気に怒濤のような終盤へと向かいます。  獣が姿を現したとき、それは始まります。  すごいです!  この地獄のようなバトルから「獣」の正体が見えて来ます。  なんというおぞましい獣でしょう。 実話の「獣」はオオカミと犬の血を引く獣ということでしたが。。。 この映画では別の「獣」をクローズアップさせて、更におぞましさをアップさせてくれます。  フランス映画って、こういうどろどろした感じを表現するの得意なのかなぁ?  お薦め度は、★★★★です。 ちょっと残酷なシーンもありますので控えめです。

 

]2002.10.19  「モンスターズ・インク」をレンタルで見ました。

どういう内容なのか全然知らないで見ました。 だいたいこのタイトルの意味はなんだろう?って思いませんかぁ? なぁ〜んだそのまんま会社の名前だったのねぇ。 そうなんです。 会社なんです! 子供達の悲鳴を集めて、それをモンスター社会のエネルギーにしてるんですねぇ。 なんとういう発想じゃ。 でも、なぜか、モンスター達は人間を怖がってるという変な設定です。

あとねぇ、ドラエモンに出てくる「どこでも**」がたくさんたくさん、いっぱいいっぱい出てきます(^^;;; さすがに子供向け! ほのぼの〜としますよん。 ちょびっとジ〜ンと来るかも。。。 いえ、これ見て泣けるほど私は心清らかじゃありませんよ〜。  それにしてもあの毛並みの質感はすごいです! ふさふさ感が良く表現できましたねぇ! 驚きました。 私のお薦め度は、★★★★です。 まぁ、子供向けということでかなり甘いです。

 

2002.10.08  「サイン」を新宿で見ました。

ナイト・シャマラン監督と言えば、、、「シックスセンス」「アンブレイカブル」と、ラストのドンデン返しが印象的ですが。。。 この映画はちょっと?だいぶ?違いますぅぅ。 びっくりするようなラストではありませんが、見終わった後やっぱり頭の中で映像をフィードバックさせていました。  サインとは、それぞれにとってのサインなのです。 いえ、特に亡くなった奥さまのサインこそがこの映画のテーマだったりします。 奥さまがご主人に言い残した言葉の意味は? ほんの2言。。。計り知れない奥深いものでした。 この言葉の意味をどうとらえるかで、この映画はガラリと変わってしまいます。 そして、このサインがラストへと導きます。

「サイン」の意味を取り違えてしまうと、つまらない映画になってしまうかもです。  とても深い映画した。 パンフレットを買おうと思ったのですが、、、売り切れでした。(^^;;; しかたないので、別の映画館へパンフレットだけ買いに行ったのですが、やっぱり売り切れでした。 子役の2人、特に妹のボー役の女の子の演技はうまかったです。

私のような無神教であっても、十分にこの映画を楽しめます。 お薦め度は★★★★☆です。 満点にしたいところですが、なにしろアイツが弱すぎました。(^^;;; サインの受け取り方はそれぞれで違うと思います。  私にとっては感動的な映画でした。  この監督の映画には常に優しさと癒しが根底にあるような気がします。

 

2002.09.28  「ビューティフル・マインド」をレンタルで見ました。

いや〜、久しぶりの感動ですじょ! アカデミー賞では作品賞・監督賞・助演女優賞・脚色賞を受賞しました。 大好きなラッセル・クロウの演技はさすがとしか言いようがありませんねぇ。  デンゼル・ワシントンに主演男優賞を取られちゃったけど、、、多分、3年以内に二度目のアカデミー賞を取ることでしょう。

実在の人物をモデルにした映画です。 映画「シャイン」とは時代背景も家庭環境も大きく違いますね。 数学者とピアニスト、論理と芸術?、やっぱり全然違うでしょ?  数学者と社会学者には、変わり者が多いって聞いたことがありまっす。 「やっぱりそうかぁ」ってつぶやいてました(^^;;;

時は1940年代から始まります。 天才と言われたジョン・ナッシュの若き日、学生の頃のラッセル・クロウには多少?かなり?の無理がありました。 どう見たって中年太りしたオッサンだぞ!  そんな彼に国防省のパーチャーと名乗る人物が訪れます。 このパーチャーを演じるのがまたまた大好きなエド・ハリスでっす! 暗号解読という極秘の仕事を任されて、、、彼は没頭するのでした。 んが、これが破滅の序章だったのです。 「ええっ?!」「そうだったのかぁ!」とうなってしまいました。

数学が好きだった私でも、数学が苦手だった人でも大丈夫です。 均衡理論などという経済の専門用語が出てきますが、そんなの知らなくっても平気です。  私のお薦め度は、★★★★☆。 満点には1歩及ばずです。  だってさぁ、窓ガラスに数学の式を書かなくったっていいだろうに。  あとね、この映画を見て数学嫌いになる人が増えなきゃいいけど(^^;;;

2002.09.15  「シッピング・ニュース」をレンタルで見ました。

これはねぇ、良かったです。 なんか知らないけど、、、不思議な映画でした。 「しがらみ」とか「風土」とか「血縁」を感じさせる映画でした。 始まりは「平凡」で「退屈」で「繰り返し」です。 あまりにも受動的だった主人公に転機が訪れます。 父の故郷である北国の小さな島へ娘と共に。。。 それぞれがそれぞれの悩みを抱え、過去を背負って生きている姿が少しずつ見えてきます。 都会の変化に富んだ新鮮でめまぐるしい刺激では無く、重くゆったりとした変哲もない田舎の中で過去のいまわしい事件が少しずつ見えてくるのでした。 ....「心の傷はいつか癒されるものです。」

平凡な主人公にケビン・スペーシー。 未亡人役にジュリアン・ムーア。 その他、脇役には個性派の役者がずらり!です。 すごくいい映画でした。 大人の映画です。  ジュリアン・ムーア良かったです! 刻々と変わる島の風景もすばらしいです。 お薦め度は★★★★☆ 満点じゃないのは、、、う〜ん、ちょっと好みの分かれる映画です。

 

2002.09.14  「コラテラル・ダメージ」をレンタルで見ました。

いや〜。 感想って言われてもねぇ。。。 他にもいろいろ見てるんですよ。 けど、感想を書くほどじゃないなぁって思うことが多かったのでほったらかしでした(^^;;; この映画もねぇ、たいしたことにゃいかもよ。 テロで妻子を奪われたシュワちゃんが立ち向かうっていう復讐モノの映画です。 展開や強引なストーリィには無理がありまっす。 なんかどれもこれも中途半端! と言うことで、私のお薦め度は★★です。 イマイチでした。

 

2002.08.11  「陰陽師」をレンタルで見ました。

ぐわぁ〜! 言葉がわからんぞ〜! 何語じゃ?って言うくらい意味が???でした。  「しゅ」って「呪」? 「じゅ」じゃないのね?  なんか、それらしきことをそれらしく言うもんだから、それらはみんな知ってることなのかと思ってしまうじょ。  「やまなり」? ひょっとして専門用語なのかえ?  あの、「千年の恋 光源氏物語」ほどお金はかかってなさそうでしたが、ほどほどにおもしろかったです。  日本映画を見ることって1年で数回しかないので、ようわからんのですけどこんなもんなのかなぁ?っと。(^^;;;

敵対する悪役に真田なんとか。。。ウィスキーのCMに出てる人でしたよね? 「ぜんぜん」とか言う人。(^^;;;  ちょっと存在感が足りないような。。。だから緊迫感に欠けるような気がしたにゃ。  あと主人公のなんとかさん、メリハリ有りすぎ!って言うか1人浮いてる感じでなんか不自然でした。  そ〜なことより、陰陽師って平安時代のシャーマンなんですねぇ。  やっと意味がわかりました。

んで、私のお薦め度は★★★☆です。 ちょっときびしい? だってさぁ、出演してる人達がみんなバラバラで一体感が無いんだもの。  ところで、あの女性はキョンキョン? 結婚したんでしたっけ?

 

2002.08.04  「シュレック」をレンタルで見ました。

コンピュータグラフィックによるアニメですねぇ。。。 良く出来てます! すんばらしいです。 特に草木のみずみずしさや風のそよぐ様など、、、表現のしにくいものを丁寧に作ってありました。  人物の動きも忠実に再現してるようですし、光と影の描写もまったく違和感がありませんでした。  これだけでも見る価値がありまっす!

ストーリィはねぇ。。。 怪物と言われるシュレックがロバと一緒にお姫様を助けに行くっていうお話です。  なんで助けに行くかって言うと、、、自分が住んでた沼を自分のものにするため。  とにかくいろんな昔話が出てきます。 「あっ、それって!」「あの話だっけ?」「なんだっけ?」ってな具合です。(^^;;;  私は映画「レディ・ホーク」を思い出しました。 お姫様の声は、なんとあのキャメロン・ディアス!  ロバの声はエディ・マーフィ。

私のお薦め度は★★★★☆です。 惜しい! 満点に今一歩でした。  何しろ子供向けの映画?なのでびっくりするような感動がある訳じゃないんですけど、気持ちよくお薦めできます。  ラストはねぇ、、、まぁ、あれで良かったのかにゃ。

 

2002.07.18  「シャイン」をレンタルで見ました。

むむむむ。 これって、、、ピアニストのお話で実話を元にした映画のようです。 ピアノは好きですが、ラフマニノフと言われてもほとんど知りませ〜ん。 見る人によっては疲れる映画かもしれませんぞ。

どうも子供の頃から様子がおかしい?と思わずにはいられません。 親父も変です。 貧乏なばすなのにピアノがあったりします。 子供にめっちゃ厳しくピアノを教え込むのですが、当の本人である親父はどうも弾けない?というお粗末さ。 一体この親父はどういう仕事をしてるんだぁ?という疑問も沸いてきます。 なのに、優勝するためにピアノを弾くんだぞ!と、子供に強要する親父ははっきり言ってうざいです。

私は、ウイリアムズ症候群という言葉を思い出しました。 これは、学習能力などの点で「遅滞」と診断されることが多いにもかかわらず、 音楽や情緒豊かな会話など非凡な才能を示す人々のことを言います。 そして、全体的に豊かな情感を持ち、多弁で社交性が高い傾向があります。 ( - Williams Syndrome and Brain - SCIENCE AMERICA December 1997 ) しかも、この非凡な才能っていうのが半端じゃないっていうことらしいです。

ロンドンでピアノを学び、その後、精神病院に入院します。 一体彼はなんのためにピアノを弾いていたのでしょう? この疑問が頭に残ります。 そして、、、大好きなピアノを素直な気持ちで弾き終わったとき、彼は初めて解き放たれたのだと思いました。  目的なんて無くてもいいのだぁ〜!

私のお薦め度は★★★☆です。 いや〜、なにしろピアノとラフマニノフと変な親父と。。。 かなり?です。 みんなにお薦めできる映画だとは思いませんでした。 いい映画だけどね。