Satoshi村

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Update 2010.09.25

Satoshiの好みで映画をご紹介します。 紹介されない映画は、ごめんなさいね。

お薦め度は5点満点で、★は1点、☆は0.5点です。

 

ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢

風が吹くとき

3時10分、決断の時

ノウイング

セントアンナの奇跡

ウルヴァリン X−MEN ZERO

消されたヘッドライン

バンク・ジョブ

96時間

グラン・トリノ

2012

サブウェイ123

アメリカの森 レニーとの約束

ミリオンダラー・ベイビー

アバター

私の中のあなた

サロゲート

トランスポーター3

カールじいさんの空飛ぶ家

ラブリーボーン

シャーロック・ホームズ

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

アウトランダー

タイタンの戦い

第9地区

アリス・イン・ワンダーランド

ココラインとボタンの魔女

花のあと

 

 

2010.09.25  「花のあと」をレンタルで見ました。

大好きな藤沢周平原作の映画です。 良かったです。。。が、主人公の女優が違う人だったら?と考えてしまいました。
ストーリィは、一度だけた剣術で立ちあった孫四郎に恋をしてしまった主人公の以登(いと)が、罠にはまって自害した孫四郎のためにかたきを討つという映画です。 例によって山形の海坂藩が舞台です。 四季の移り変わりが見事でした。 春の桜から始まります。 セリフはとても少ないです。 音楽も出しゃばらない程度でした。 独特の間が多いのですが、わけもなく主人公の横顔だけのシーンとか、何しに来たのかわからないような場面もありました。 全体に何か物足りないという印象です。 女優にもう少し表情があったらなぁ〜 で、最初の疑問に戻ってしまいます。 違う女優だったら。。。? 四季の流れと主人公の心の流れをオーパーラップさせているように思いましたが、、、演技力がちょっとという感想です。 でもまぁ原作がいいので、、、★★★★

 

2010.09.19  「ココラインとボタンの魔女」をレンタルで見ました。

人形を使ったアニメ? それともCG? と首をかしげながら見ました。
ストーリィはある屋敷に引っ越してきたココラインとその両親。 上の階にはネズミのサーカスを演じる不思議なオジサン。 階下は年老いた女優姉妹。 屋敷の中にはレンガで埋められた小さな鍵付きのドア。 なぜか突然に向こうの世界へ行けるようになり、そこには違う両親が優しく迎えてくれるのでした。 ただ、目がボタンという奇妙な世界でした。 どうもCGではなさそうです。 1コマ1コマを丁寧に作り上げたアニメーションと言えば、ウォレスとグルミットを思い出します。 この映画は少しダークで話も怖い系です。 無い物ねだりは子どもの得意とするところです。 これが空想の産物なのか現実なのかを深く考える必要はないでしょう。 序盤は少しゆるい感じがしましたが、なかなかおもしろかったです。 ★★★★

 

2010.09.18  「アリス・イン・ワンダーランド」をレンタルで見ました。

ティム・バートン監督は好きな監督の1人ですが、、、今回のジョニー・デップが演じる帽子屋マッドハッターはちょっと理解に苦しみました。 悪ふざけにも程があると言うかひどすぎでは?
ストーリィは大人になったアリスがある男性からプロポーズされ、もう一度不思議の国へ行くことから始まります。 相変わらずダークな描写と派手な化粧は奇妙な別世界を際だたせてくれます。 これらの映像はさすがです。 細部にこだわった描写もなるほど納得です。 赤の女王のゆがみっぷりもなんとか我慢できました。 白の女王の気持ち悪さもなんとか水に流しました。 が、帽子屋マッドハッターの性格やセリフは支離滅裂。 どうにもなりません。 我慢の限界でした。 映画の中でどういう役割なのか? そこまでしなくってもいいんじゃない?というのが正直なところです。 ちょっともったいない気がします。 ということで、映画自体はケッコウ良かったのですが唯一帽子屋マッドハッターが意味不明ということで、、、★★★

 

2010.09.11  「第9地区」をレンタルで見ました。

まじめなメチャクチャというか、わけがわからん映画でした。  矛盾だらけで突っ込みどころ満載です。 宇宙船が浮いてるのはなんで? 宇宙人はなんであんなに動物的なの? どうやってきたの? などなど。。。 山のような疑問点が残ります。
ストーリィは突然やってきた宇宙船。 疲弊していたエイリアン達は南アフリカの第9地区という場所に隔離されます。 そこから第10地区に移動してもらうための手続きが始まったのでした。 キャットフードが大好きな彼らはエビと呼ばれてました。 従順そうに見えてかなり凶暴だったりします。 このあたりのスチュエーションが滑稽というかバカにしているというかふざけてます。 主人公の人間がそれ以上におどけたピエロのような役割です。 コメディなの?と思ってしまいました。 この主人公を見てるといらいらしてきます。 なんとなくスピルバーグの映画を思い出しました。 とにかく何度も血しぶきが飛び散って悲惨・無残・ゲロゲロです。 個人的にはあまり好きな映画ではないです。 ジョークを飛ばしながら作った映画という印象です。  ★★☆

 

2010.08.28  「タイタンの戦い」をレンタルで見ました。

神々と人間との戦いと言うか、、、神々の戦いというか。 ストーリィはあんまり関係ないかも?(^^;;;
神と人間の間に生まれた子供ペルセウスが人々を救う旅でもありますし、家族を殺された復讐の旅でもあります。 もうほとんどがコンピュータグラフィックです。 さすがに目が疲れました。 特に画面が上下左右に揺れるシーンの連続は疲れます。 酔いそうです。 座席が揺れたら絶対に酔ったでしょうね。 素晴らしコンピュータグラフィックでも生き物の動きはなかなか難しいようで、やっぱり違和感があります。 特に動きが速いと如実に表れます。 このあたりは致し方ないことでしょう。 とは言うもののバトルシーンは圧巻です。 反対に生身の人間同士の緊迫感は薄いです。 ここをなんとかして欲しかった(^^;;; でもかなり楽しめる映画だと思います。 神々ってケッコウいいかげんと言うか、、、情けない集団だったのね? ★★★★

 

2010.08.21  「アウトランダー」をレンタルで見ました。

モンスターとの戦いですが、時代背景はバイキングの頃、場所はノルウェー? なんで?(^^;;;
ストーリィは宇宙船が地球に墜落した場所がなぜかノルウェーです。 生き残った1人はバイキングに捕らえられます。 そして、宇宙船にはモンスターが潜んでいたと。。。 怪しいモンスターは光ります。 めちゃくちゃに強いです。 大きいです。 しかも素早いです。 こんなのあり得ないな、と思いつつ多くの人が殺されていきます。 とにかくバタバタと死んでいきます。 殺しすぎだと思いますけど? 後半はストーリィなんてどうでもいい?状態でした。 無理矢理ラストへ。 あんまり考えなくてもいいので楽ちんな映画でした。 ★★★

 

2010.08.07  「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」をレンタルで見ました。

ゼウスとポセイドンのケンカ? 神々の子供が代理でケンカ?と言うか戦いを避けるために戦うという妙なストーリィです。 そもそも、オリンポスの神々の関係を良く知らないし、誰と誰が好意を持っていて誰が嫌いなのかもよく知らないのです。 映画ではそんなのどうでもいいのかな。
最初はおもしろそうだと思ったのですが、、、だんだん規模が小さくなってテレビドラマのような感じになっていきます。 子供向けの映画としてならいいかもしれませんが。。。途中から予算カットになったのでしょうか? 昨日見た映画なのにもうほとんど忘れてます(^^;;; テレビドラマとして見ればちょうどいいかもしれませんね。  ★★☆

 

2010.07.31  「シャーロック・ホームズ」をレンタルで見ました。

シャーロック・ホームズと言えば、、、今ならイギリスBBCのテレビドラマでしょうか。 ただ、シャーロック・ホームズは背が高い?というイメージが残っていてちょっと違和感がありました。 この映画では更に背が低くなり、しかもワトソンよりも低くコメディアンのようでした(^^;;;
ストーリィは、、、宗教がらみの魔術師?ブラックウッドとの戦いです。 頭脳戦ではなく戦いです。 サスペンスではなくアクションです。 推理ではなく肉弾戦です。 インディジョーンズのような? 船長ジャック・スパロウのような?シャーロック・ホームズです。 まぁ、この監督を選んだところでほとんど決まっていたのでしょう。 全く違うシャーロック・ホームズだと思って見てください。 はっきり言ってコメディです。 女傑アイリーン・アドラーもちょっとねぇ。。。苦笑するしかないじゃないですか。 こんな茶番劇をコナン・ドイルが見たら、、、笑って席を立つことでしょう。 とにかく私のイメージと大きく違うのでタイトルを変えたらどうでしょうか? シャーロック・ホームズのオヤジとか、シャーロック・ホームズの友達とか、シャーロック・ホームズの祖父とか。。。 アクション映画としてはまあまぁ楽しめました。 ★★★

 

2010.07.17  「ラブリーボーン」をレンタルで見ました。

ミステリー、ファンタジー?みたいなことが書かれていたので借りてみました。 が、失敗でした(^^;;;
ストーリィは14歳で殺された少女が天国と現実とのはざまから見届けるという内容です。 殺人犯、家族、友達、警察、、それぞれがどんな風に揺れ動くのか?、どんな風に変わっていくのか?殺された少女の視点から描かれています。  音楽はとても良かったです。 特にピアノ曲がいいですね。 ですが、とてもいらいらしてしまいます。 そして不完全燃焼です。 後で知ったのですが、、、スピルバーグが製作総指揮だったのですね。 少しわかるような気がしました。 ちぐはぐなところ。 一貫性がなく無理矢理上げたり下げたりしているところ。 ここでしんみりとしてください、ここではハラハラドキドキ、ここは怒ってください。。。と、字幕に書いてはいませんが、そういう余計なお世話な映画です。 スピルバーグが製作総指揮がそもそもの間違いだと思います。 ★★  少女への連続性犯罪を想像させる映画です。 ご注意ください! この少女役は「つぐない」の女の子ですね。

 

2010.06.26  「カールじいさんの空飛ぶ家」をレンタルで見ました。

風船の色が素晴らしいです! そのままずっと風船と空を見ていたい気分になりました(^^;;;
ストーリィは、、、家に風船を取り付けて旅に出るというものです。 最初の映像だけの展開がとてもいいです。 言葉なんていらない。 むしろ映像だけのほうが頭に刻み込まれると思いました。 すごくいいです。 ですが、その静けさもある少年によって砕かれます。 あの少年はちょっとうるさい。 もう少しなんとかならなかったのでしょうか? 私には違和感がありました。
カラフルな色合いがとても印象的できれいと言うよりも輝いてました。 後半は戦いなります。 あの足腰の弱ったじいさんがこんなにも戦うのか? こんなにも動けるのか? こんなにも力があったのか? などと突っ込みを入れるのはヤボでしょう。 アニメですから大目に見ましょう。 そして、ディズニーですから安心して見られます。  ほんわかとした気分に浸りたい時はいい映画だと思います。 あの少年はちょっとですが。。。(^^;;; ★★★★☆  日本では、あのお菓子のカールおじさんが出てくる続編を作るとおもしろいかも。。。

 

2010.06.19  「トランスポーター3」をレンタルで見ました。

シリーズ物です。 暑い中のジョギングでクタクタに疲れていたのでこれを借りました。
運び屋のフランクには数々のルールがありました。 パート1、パート2と続いていたルールが、、、なんだったんだ?
愛車アウディとのカーチェイスではベンツが登場します。 が、映像の早送りでスピード感を出そうとしたようで見るも無惨なお粗末カーチェイスでした。 アウディが泣いているぞ!っと思ったほどです。 トラックの間をすり抜けるのもちょっと拍子抜け。 昔の007もどきになってきましたね。 ストーリィは単純です。 というかどうでもいいかも? あんまり考えなくていい映画という意味では良かったです(^^;;; 2・3日したらほとんど忘れていることでしょう。 ★★

 

2010.06.05  「サロゲート」をレンタルで見ました。

ロボットが分身なって世の中を動き回るという未来社会で、ある事件が起こります。 分身となったロボットが現実の社会で活動するので生身の人間がケガをすることは無いはずでした。 ロボットはアバターのようなもの? 現実はマトリックスのようなもの? 表情が少ないロボット達が作り出す世界は無味乾燥で薄っぺらい世界でした。 映像も淡泊です。 ストーリィもイマイチ乗れませんでした。 全体に緊迫感がない?というか、異様な雰囲気も無いので盛り上がりにも欠けます。 登場人物が無表情な映画って、、、こんなにもつまらない物になるんですねぇ〜という映画でした。 とほほ。 ★★☆

 

2010.05.08  「私の中のあなた」をレンタルで見ました。

原題は「MY SISTER'S KEEPER」です。 日本語のタイトルは???でした。
ストーリィは前骨髄球性白血病という白血病の中でもまれな病気の姉に、骨髄を提供するために遺伝子操作によって生まれてきた妹が、13歳になったとき姉のために腎臓を提供したくないと訴訟を起こすことから始まります。 考えられないような合理主義がそこにありますが、日本でも子供ほしさに代理母をお金で雇って代わりに生んでもらうということもありました。 妹は何のために生まれてきたのか? 妹は臓器提供のための単なるスペア? 原題の「MY SISTER'S KEEPER」は聖書に出てくるようです。 聖書を知らない私にはなんのことだかさっぱりです。 医学が進歩していろいろな技術が先行しています。 できるからと言ってやっていいとは限らないわけで、しかも本人の同意無しでやるなんてありえんでしょう!! ストーリィは思いがけなく2転3転します。 手放しで良かったとは思えませんが、いろいろ考えさせられた映画です。 個人的にはキャメロン・ディアスのママ役はちょっと違和感がありました。 涙はさすがに流れませんでしたが、、、小児の白血病の2割くらいは救えない命だと聞いた事があります。 その子供達や家族の思いを少しでも知るきっかけになるような気がしました。 ★★★★☆

 

2010.04.30  「アバター」をレンタルで見ました。

ジェームズ・キャメロン監督と言えば、「アビス」や「ターミネータ2」や「トゥルーライズ」「タイタニック」ですが、、、「タイタニック」は個人的にはちょっとでした(^^;;; 私にとっては「アビス」がとても印象に残っています。 それからCGは疲れるのでほどほどにというスタンスです。
ストーリィはアバターと言う肉体を借りてある種族と交流し、人間が欲している鉱物資源を採掘するというものです。 はっきり言ってストーリィにはちょっと無理がありますが、まぁ白黒はっきりしていてわかりやすいです。 登場人物も癖があって見分け安いです。 色も青色だったりするので間違えることもなさそうです。 圧巻はCGです。 こんなにすごいのかぁ!と驚くほどの映像でした。 CGが多いと目が疲れるのですが、、、疲れませんでした。 実写との区別が付かないくらいです。 人物の動きもなめらかです。 獣の動きが少し不自然なくらいでしょうか? あとは重量級の空飛ぶタンクが意味不明でした。 それにしても素晴らしい映像でした。 これは大画面で見たらすごかったことでしょうね。 アメリカ原住民のインディアンを思い出しながら、自然への描写は宮崎駿監督を思い浮かべるような映画でした。 単純明快です。 このような自然崇拝につながる映画がキリスト教圏で共感できるのかなぁ?という気がしましたが、、、まぁいっかぁ。 映像はすごかったです。 2時間40分はあっという間でした。 久しぶりに見た驚きの映像でした。 これはヒットするわ。 満点にしときます。 ★★★★★

 

2010.04.24  「ミリオンダラー・ベイビー」をレンタルで見ました。

避けていた映画です。 クリントイーストウッド監督の映画は全体に暗く重たく救われないという印象があるからです。 ティム・バートン監督の暗さにはユーモアがありますし、光もあります。 大きな違いですね。
なぜ借りたかと言うと、、、20本くらいあるアバターが全部貸し出し中だったから(^^;;; 31歳のウェートレスが本格的にボクシングを始めようとするところから始まります。 家族から見捨てられ貧しい中でボクシングに傾倒する女性が、娘から見放された不器用な老人にトレーナー役を託すのでした。 かつてボクサーだったもう1人の老人が彼女の素質を見抜き、彼女のトレーナー役になることを勧めるのでした。 ほとんどが3人で構成されています。 ボクサーとして成長していく過程は見応えがあります。 そして、ある事件が、、、後半は宗教的、人間性の問題でもありますが、何かを否定しているかのようでもありちょっと疑問です。 受け取る側の問題ですが、重い十字架を背負い続けるような。。。やっぱり重たかったです。 現実はそんなにドラマチックではないでしょう。 そして、もっともっと地味に地道に繰り返されるものだと。。。 ★★★☆

 

2010.04.17  「アメリカの森 レニーとの約束」をレンタルで見ました。

ベトナムからの帰還兵達が住む森にある1人の少女がやってきます。 世の中を捨てた1人の老人が過去の記憶を引きずりながら少女と関わりを持っていくという映画でした。 森に住むという隣人達は姿を見せずにひっそりと暮らしています。 決まった位置に物を置いて物々交換するという暮らしです。 こういう暮らし方もあるのかぁ〜とちょっとうらやましかったりします。 物にあふれていると無意識に物が優先されてしまい、物が目的になってしまうことがあります。 電気もなくガスも無い生活では物は単なる手段でしかないはずです。 自然と共存するための道具ですね。 少女は人とのつながりを大切にします。 ラストはちょっと無理があるような気がしましたが、、、しんみりとしたいい映画でした。 ★★★★

 

2010.04.03  「サブウェイ123」をレンタルで見ました。

後で調べたらリメイク版だったようです。 どおりで昔に見た映画に似ているような気がしました。 でもストーリィはかなり違っていましたけど。。。
ストーリィはニューヨークの地下鉄をハイジャックして身代金を要求すると言うものです。 昔に見た映画も展開は似ていましたが、もっと違う緊迫感がっあたように思います。 この映画では犯人が壊れてます。 2人の対決に仕立て上げているようですが、、、そこがちょっと鼻につきます。 冷静に練り上げたプランの割に犯人がその場しのぎで、なんだかぎくしゃくします。 飽きさせないためにわざとらしくわめき散らしてるような印象です。 せっかくのストーリイが台無しでしょう。 セリフにあまり意味がないような? 早送りで見てもそれなりにストーリィがつかめそうです(^^;;; 特に意外性も無くかなり残念な映画でした。 100円なら許せるのですが、レンタル代が280円に値上がりしてたので、、、(^^;;; ★★

 

2010.03.20  「2012」をレンタルで見ました。

2012年に人類は滅亡する?という映画です。 ええっと、最初から最後までほとんどがCGです。 地震・火山・津波、、、地割れ、ビルの倒壊、爆発などなど。 でもなぜかタイミング良くそれらから追われ逃げる逃げる。 逃げながらそれらの惨劇を目の当たりにするという不自然きわまりない映像です。 2度目3度目になると「ええかげんにせいよ」とつぶやいてました。 とにかく人をバサバサと殺します。 なんで主人公を殺さないのよ!と言いたくなるほどです。 後半はポセイドンアドベンチャーでした。 なんでそうなるの?と言うかストーリィが無理矢理です。 無茶苦茶です。 尻つぼみです。 見せ場は前半〜中盤のCGでしょうが、慣れましたし飽きました。 またかと言う感じです。  とにかくストーリィがひどい。 映像も最初は驚きますが2度目はダマされませんね。 この監督は、見る人はこの程度で十分満足するだろうと言わんばかりです。 時間が長い割に後半は規模が小さく小さくおまけのような終わり方でした。 まぁ、50円で借りられたので良かったですが。。。(^^;;; ★★

 

2010.03.13  「グラン・トリノ」をレンタルで見ました。

クリント・イーストウッド監督、主演の映画です。 戦争映画「硫黄島」は見てないので久しぶりのイーストウッドです。
ストーリィは奥様の葬儀、そして隣の少年が名車グラン・トリノを盗もうとしたことから始まります。 ベトナム戦争で追われたモン族と、そのモン族のチンピラと隣の少年。 朝鮮戦争で戦った頑固なじいさんとその家族。 カトリック教会の新米神父。 個性たっぷりの人種がいりみだれて差別用語も平気で飛び交うという映画です。 車のためにそろえたという工具類は、、、ちょっと異常?とも思えるほどの種類と数でした。 まぁ、それだけの価値がある車?ということでしょうが、、、私はどちらかというとマスタング(ムスタング)のほうが印象に残っています。 映画「ブリット」でスティーブ・マックィーンが運転したあのエンジン吸気音にはしびれました。 ということでグラン・トリノという車がどれほどすごいのか?ちょっと疑問に感じながら、ステァリングの細さを見て当時の車だなぁと思ったりしたのでした。 もう少し映画の中でこの車のことが出ても良かったと思うのですが。。。車好きでないと意味がないでしょうね。 隣のおばあさんがなかなかの存在感でした。 ラストは、、、個人的にあまり好きでは無いです。 全体に厳しい映画でした。 ★★★★

 

2010.03.06  「96時間」をレンタルで見ました。

なんだか久しぶりのリーアム・ニーソン。 こういう最初から最後までアクションものにも出るとは思いませんでした。 まぁ、スターウォーズにも出てましたから。。。
ストーリィは、フランス旅行中の娘を誘拐された父親の役がリーアム・ニーソンです。 「ただじゃおかないぞ!」というランボーぶりを発揮します。 怒りの鉄拳とか沈黙の何とか、、、セガールの映画に似ているような気がしました。 怒りを爆発させてどんどん人を殺していきます。 殺しすぎ? 映画の中でいったい何人の人を殺したのでしょう? 戦争映画なみかも? 勧善懲悪だから許されるのかもしれませんが、ここまで来るとさすがにねぇ。 96時間というのは単なる目安です。 これ以上の時間が経過すると犯人を追えなくなるということらしいです。 見終わってちょっと疲れました。 突っ込みどころはケッコウありますが、まぁ細かいことを言うような映画ではないでしょう。 ★★★☆

 

2010.02.27  「バンク・ジョブ」をレンタルで見ました。

なんか時代が古いなぁ〜と思ったら1971年のロンドンでした。 当時のイギリスがどんなだったか推測するしかないのですが、、、王室のスキャンダル程度で犯罪者を放免するなんてことがあったでしょうか? まぁいっかぁ。
ストーリィはトンネルを掘って銀行の貸金庫をおそうというものです。 が、貸金庫の中からスキャンダラスな写真がいくつか出てきて、その写真を追うのは政府と悪徳警官と賄賂を送った悪者、そして本物の警官。 入り乱れて二転三転します。 登場人物が多いので展開も読みにくいです。 でも、痛快でした。 なかなかおもしろいです。 ちょっと映像が細切れっぽいです。 時間短縮で切ってしまったのでしょうか? いくつかイギリス風?の下品なシーンも出てきます。 当時のイギリスがこんな感じだったとしたら、、、と想像すると笑ってしまいますね。 そういう意味でもおもしろい映画だと思います。 ★★★★

 

2010.02.20  「消されたヘッドライン」をレンタルで見ました。

ラッセル・クロウはどうしたんでしょうねぇ? メタボの上を行く、、、メガボ? それともタボタボ? 病気になるんじゃないかと心配してしまいます。 別れてしまった元奥様のメグ・ライアンはこの体型に愛想を尽かしたのでは?と勝手に想像してしまうほどのタポタポでした。
ストーリィは2つの事件がつながっている?という疑惑を追いかける記者と学生の頃からの友達の議員とその奥様との三角関係に政治と企業がからんで。。。 政治家と軍事産業との癒着を追い続けた先に見えてくる物は? サスペンス要素がたっぷりの重厚な映画でした。 緊迫感は十分に堪能できますし、ストーリイも2転3転していい意味で裏切られました。 そうか、そうだったのかと。。。 全体に引き締まったいい映画だったのですが、ラッセル・クロウがちょっと太りすぎ?で、なぜか合わないような。。。 まぁいっかぁ。 ★★★★☆

 

2010.02.06  「ウルヴァリン X−MEN ZERO」をレンタルで見ました。

あのX−MENのはじまりを映画化したものですね。 ローガンには兄がいました。
ストーリィはローガンの生い立ちから、なぜ軍と関わりを持ったのか。。。 そしてローガンの体に何をしたのか? 兄との確執、女性との生活など、、今までとは全然違う展開がおもしろいです。 戦闘シーンのほとんどは現実離れしたCGです。 まぁ、アニメだと思えば。。。(^^;;; 緊迫感は十分にありますし、ストーリィも楽しめました。 人の感情をうまく表現する監督だなぁ〜という印象です。 特に憎しみや葛藤の描き方などは秀逸でした。 が、ラストはちょっと無理がありそうです。 CGが多いと連続性に欠けて目が疲れます。 また、作り出された不自然な均一感がずっと続くと頭の片隅で冷めた目で見てしまうことが多いです。 CGはほどほどにというのがいいですね。 後半の??というのを除けばかなりおもしろかったです。 ★★★★

 

2010.01.30  「セントアンナの奇跡」をレンタルで見ました。

映画は163分もあります。 3時間近くもあるのでご注意ください。
第二次世界大戦のイタリアが舞台です。 郵便局員がいきなり発砲してある男性を殺してしまいます。 郵便局員が持っていた女神像が意味するものは? 謎解きとともに戦争の悲惨さと人種差別をからませて混沌としています。 思うに監督と脚本の問題だと思います。 何もかも詰め込もうとしてテーマがバラバラになった分、時間も長くなり焦点も合わなくなったような感じがしました。 その割には意味不明なラブシーンと容赦ない銃撃戦など、、、このあたりは監督の好みでしょうか? 全体に緊迫感が薄いです。 ですから余計に長く感じられます。 ストーリィもかなり不自然です。 ★★☆

 

2010.01.23  「ノウイング」をレンタルで見ました。

ナイト・シャマラン監督の映画か?と思わせるような、、、でも、もっとスケールが大きいです。
ストーリィは50年前のタイムカプセルにあった奇妙な数字の羅列。 この数字には大きな謎が秘められていました。 その数字をひもといていくと。。。 展開はとてもおもしろく飽きません。 こういう映画は好きですが、、、後半はちょっと違いました。 無理矢理こじつけた感じがして残念です。 途中まではとてもおもしろかったのですが、なんでそうなるの?という印象です。 もったいないと言うかなんと言うか。。。 ★★★☆
 

2010.01.09  「3時10分、決断の時」をレンタルで見ました。

久しぶりの西部劇です。 原題は「3:10 TO YUMA」で、「3時10分ユマ行き」ですね。 ラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルということでかなり期待してました。 ラッセル・クロウはちょっと太りすぎ?
ストーリィは貧乏な牧場主と数人が、お尋ね者のボスを刑務所へ送り届けるという内容です。 2人の対比がおもしろいし、またそういう作りになっているのですが、、、途中から何か不自然な感じがしてきました。 ストーリィに無理があると。。。 そしてラストに至っては「それはないでしょう」と(^^;;; 砂埃、酒場、馬車、撃ち合い、と西部劇のおもしろさは一通りそろっているのですが、なにしろストーリィが無理矢理っぽいです。 まぁ何年ぶりかの西部劇ということで、、、 ★★★

 

2010.01.01  「風が吹くとき」をレンタルで見ました。

見てみたいと思っていたアニメです。 原作はイギリスだそうですが、、、話題になりましたね。
ストーリィは、老夫婦がパンフレットを元にして核シェルターを作るところから始まります。 80分ほどのアニメですが、、、途中で眠くなりました(^^;;; 実際に核戦争が起こるのはいいとして、、、この映画は全体にとぼけてます。 それが反戦という意味で受け取られるのでしょう。 が、私にはちょっと。。。揶揄するにも程度があるでしょう。 なんだかくどいです。 全体にぼんやりとして長いので緊張感がほとんどありませんね。 こういう反戦映画についてあれこれ書くと誤解されることがあるので自重するのが世の常なのでしょうか? 評判は良かったと思います。 私ははっきり言って合いませんでした。 絵がきれい?というのも(^^;;; ★★

 

2010.01.01  「ウォレスとグルミット ベーカリー 街の悪夢」をレンタルで見ました。

このシリーズは大好きです。 細部にまでこだわった作りもさることながら、ストーリィも素晴らしいですね。
今回は今までに無いブラックユーモア?という新しいスタイルの展開でした。 ちょっと違和感がありましたが、、、それでも楽しめました。 30分という短い時間の中でこんなに楽しめるなんて。。。やっぱりすごいです。 CGで作ればもっと簡単にもっとすごい映像ができそうですが、なぜか薄っぺらい映画になってしまうし、それはウソだと見抜いている自分がどこかにいます。 見終わると目が疲れて頭が混乱しているCGとは違います。 暖かさや柔らかさや質感がありますね。 最近の映画に欠けているのはこの質感でしょう。 お勧めの映画です。 殺人事件というのがちょっと。。。で満点にはしませんでした。 けど、好きです。 ★★★★☆