Satoshi村
映画の情報12
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Update 2008.10.19
Satoshiの好みで映画をご紹介します。 紹介されない映画は、ごめんなさいね。
お薦め度は5点満点で、★は1点、☆は0.5点です。
2008.11.01 「ゴーン・ベイビー・ゴーン」をレンタルで見ました。
この映画は日本で公開されなかったらしいですね。 かなり重たい社会派映画でした。
ストーリィは、誘拐されたある少女を探すように依頼された地元の私立探偵が警察と共に誘拐事件を追うことになります。 少女の母親の意外な事実が浮かび上がってきます。 アメリカ社会の底辺の臭いが立ちこめています。 すべてがうさん臭い。 別の事件をきっかけにして意外な方向に展開してきます。 ええっ?! それってどういうこと? と思わず声に出してしまうほどでした。 ラストは更に意外です。 そして驚きです。 正当化された両極端な意見が対立し選択を迫られます。 これは映画を見ている私達に選択をさせようとしているかのごとくです。 親子とは何か? 善悪とは何か? 子供の権利とは何か? しあわせとは何か? 結果と過程とは何か? ここである詭弁論理学を思い出しました。 「将来、あなたは幸福になるか不幸になるかどちらかだ。 幸福になるなら何もせずにそれを待てばいい。 不幸になるならあきらめて何もしない。 従ってどちらにしても何もする必要が無い。」 結果が先にありき、ではこのようなバカげた論理も成り立つのかもしれませんね。 ★★★★☆ 感動と言うよりも深刻な問題を突きつけられます。 いろんな意味でいい映画でした。 タイトルもなるほどでした。 ただ、未成年者にはあまりお薦めできませんのでご注意下さい。
歴史で学んだチンギス・ハーンです。 遊牧民族を統一するまでを描いたものでした。 「蒼き狼と白き牝鹿」は有名ですね。
映画がどこまで脚色しているのかわかりませんが、ずいぶんと紆余曲折があったようです。 広大な草原、移り変わる自然、空と大地の境界、不毛の砂漠、駆け巡る馬と人、、、すごいです。 こんな所で生まれ育ったのかぁ、と景色の広さに感動しました。 ただ、ストーリィはちょっとわかりづらいです。 切れ切れになった映像をつなげるのが難しかったです。 いきなりそういうことになってしまうの?と言う感じでした。 日本語訳の問題かもしれませんが会話もうまくつながらないように思います。 ★★★
テレサ・テンの歌ではありませんよ(^^;;; 原題は「Atonement」で辞書で調べると罪滅ぼし、賠償、宗教で言う贖罪(しょくざい)と書かれていました。 すごい映画です。 そのへんのサスペンス映画やホラー映画なんて吹き飛んでしまうほどの傑作だと思います。
ストーリィは、第二次世界大戦前のイギリスの大邸宅から始まります。 ある多感な少女の嫉妬心から出たウソにより、人生を狂わされた1人の男性と少女の姉の物語です。 少女はなぜウソをついたのでしょうか? 映像は限りなく美しいです。 イギリスの田園風景は優しさと厳しさを象徴しているかのごとくです。 音楽も素晴らしい。 効果音も出しゃばらず臨場感がひしひしと伝わってきます。 特にタイプライターを押す音が心臓の鼓動のように響きます。 対照的だったのが昼と夜、前半と後半、姉と妹、そしてイギリスとフランス。 計算された違いに気づくことでしょう。 後からじわじわと湧き出てくるような見事な映像でした。 テンポのいい緊張感は最後まで続きます。 震えるような心理描写と意外性と映像美は圧巻です。 素晴らしい映画だと思いますが、一部に性的な描写もありますのでご注意下さい。 ★★★★★ 今年、一番の映画になりそうです。 タイトルの「つぐない」ですが、、、原題のニュアンスはもうちょっと重い言葉ではないかな?と感じました。
2008.10.11 「バンテージ・ポイント」をレンタルで見ました。
いろんな角度から、そしていろんな視点から見た大統領暗殺。 う〜ん、意外性を無理矢理強引につなぎ合わせたらこういう映画になるのかも。
別に期待はしてませんでしたが、、、ストーリィがねぇ〜。 すごいと言うか、強引を通り越して無茶苦茶ではないでしょうか? そして何度も同じシーンを見るのも2回までだと思います。 途中で飽きました(^^;;; カーチェスはうまかったです。 途中、何度も車が大破してるはずなのですが、なぜか車はフルスロットルで走ってましたね。 それはいいとして、やっぱり話しについて行けませんでした。 それはいくらなんでも無いでしょう、と言う筋が後半になって立て続けに出てきます。 唖然として見てました。 そういう映画です。 ★★★
クリスティーナ・リッチの久しぶりの映画だったので借りてきました。 アダムスファミリーやキャスパーで子役を演じてた頃がなつかしいです。
ストーリィは大昔に呪いをかけられ豚の姿で生まれた娘の物語です。 とは言うものの、鼻だけがブタのような形で全体は決して悪くはないと思うのですが。。。 呪いを解いてくれる男性を捜し求める日々でした。 呪いのブタからして既にコメディタッチですが、衣裳も室内装飾もなかなか楽しめます。 音楽もいいです。 ただ、母親がちょっとうるさいです。 耳に響くようなかん高い声とその騒々しさはかなりうんざりしました。 ラストははある程度読めますが、「呪い」は自分の心が作っているという大きなテーマが素晴らしいです。 「呪い」とは、欲望だったり外見だったり富だったり名声だったりします。 ★★★★☆
2008.09.27 「スパイダーウィックの謎」をレンタルで見ました。
ディズニー映画かな?と思えるような家族構成ですが、何かどこか違ってました。
ストーリィは、封印された書を警告に構わず開けてしまったことから始まる人類滅亡の危機?です。 母親と3人の子供達もそうですし、妖精達もそうなのですが、、、「間」が悪いと言うかブチブチと切れるような感じがしました。 とにかく映画に乗れなかったです。 会話もちょっとねぇ。 思うに場面と場面の間を切りすぎ? それとも効果音や音楽? やっぱりセリフ? ようわかりません。 内容はいいのですが、私には平凡な映画でした。 3日後にはほとんど忘れていることでしょう(^^;;; ★★☆
2008.09.20 「ゼロ時間の謎」をレンタルで見ました。
原作はアガサ・クリスティだそうです。 そして、フランス映画です。 好き嫌いは別にしてドロドロした人間模様は原作者の特徴ですね。
ストーリィはある別荘に招かれた人達の間で起こる殺人事件とその謎解きです。 新妻と元妻との間で揺れる男、元妻に好意を寄せる男、別荘の持ち主の老婆と世話人、そこまではいいとして。。。 そこへ登場する刑事はコメディタッチです。 やたらと軽いです。 ピンクパンサーもあまり笑えないですが、これはもっと笑えませんでした(^^;;; 単なる拍子抜けと言うか前半のシリアスな展開にまったく合ってないように思います。 フランス独特のユーモアなんでしょうか? まぁいいかぁ。 殺人の動機や意味やキーワードはちゃんと前半に語られていました。 後になってなるほどなぁと納得するのですが、、、映画全体はちぐはぐな印象です。 ★★★
2008.09.18 「紀元前1万年」をレンタルで見ました。
どういう映画なのか良く知らないで借りました。 だって6本くらい置いてあったしお薦め!って書いてあったので(^^;;;
時代は、、、紀元前1万年だそうです。 ホントかなぁ? ストーリィは平和な部族が別の部族に襲われて多くの人がさらわれてしまい、残された者が助けに向かうというすごくシンプルな話しです。 コンピュータグラフィックはかなり使われていますがどれも秀逸です。 さすがですね。 ですが、あまり多すぎると質感が無く単調なので見飽きてしまいますし、臨場感も薄れてくるように思います。 ほどほどの線と言うのがなかなか難しいのでしょうね。
それなりに良かったのですが、、、ラストになって「あれ?」っと言う感じです。 クライマックスのはずが、肩すかしでした。 敵はもう少し強いほうがいいですねぇ〜 ★★★☆
殺し屋の映画です。 ボーンシリーズと多少似ていますが、もっと過激です(^^;;;
ストーリィは幼少の頃から殺し屋として訓練され育てられた主人公が、ある事件で依頼主に裏切られたことから始まります。 展開が早いのはいいのですが、途切れ途切れの情報がきれいにつながらないと言うか、ちょっと無理があるような気もします。 まぁそんなことどうでもいいのでしょう。 細かいことは抜きにして痛快です。 悪人をバッサバッサとなぎ倒していくところなんかお見事!という感じでした。 ラブシーンは、、、どうでしょう? 女性との関係は007なんかと大きく違いますね。 このあたりもサッパリと軽快に仕上がってます。 細かいストーリィに気を取られなければかなり楽しめると思いますが、基本は人殺しの映画なのでいろんな武器がわんさかで出来ますし人もたくさん死にます。 ご注意下さい。 個人的にはかなり楽しめました。 ★★★★
2008.09.06 「大いなる陰謀」をレンタルで見ました。
この映画の原題は「Lions for Lambs」で、直訳すると「子羊たちのためのライオン」でしょうか? 実は映画の中で説明されてました。 第一次世界大戦でドイツ司令官がイギリス兵に使った言葉だそうです。 「イギリス兵はまるでライオンのように勇敢に戦ったが、その上に立つ司令官達が羊のように臆病だった。」 無能な羊のために多くの有能なライオンが犠牲になったらしい。
ストーリィは、上院議員とジャーナリスト、戦地に赴いた2人の若者、無関心な若者と大学教授、この3つが絡み合って始まります。 かなり重たい映画です。 原題の「Lions
for Lambs」は世界の国々で共通の悩みの種でしょうし、いわんや会社をやです。 現場を知らない人ほど傾向と対策や駆け引きに走りたがるものですね。 また、そう言う人に限って言葉を巧みに使い分ける術を心得ています。 そして本人はそのことに気づいてない。 はっきり言ってこの映画は子供向けではないです。 って言うか見てもわからんでしょう。 重たいテーマを投げかけて終わります。 それにしてもこの日本語題は、、、考え直した方がいいと思いますけど(^^;;; ★★★★
2008.08.30 「アメリカン・ギャングスター」をレンタルで見ました。
好きなリドリー・スコット監督だったのでさっそく借りてきました。 事実を元にして作成されたとか。。。 かなり重たい映画です。 リドリー・スコット監督の独特の間合いと緊張感がちょっと薄かったように思います。
ストーリィは純度の高い麻薬で頂点に上りつめた黒人と、ギャングと変わりない堕落しきった警察官と、ボロボロになりながら彼らを追い詰めていく麻薬捜査官の三つどもえです。 切羽詰まった人間模様を映像化して土壇場の臨場感を表現してきた監督が、今回はドキュメンタリータッチで淡々と進みます。 なぜか物足りないと思ってしまうのでした。 全体に地味です。 ベトナム戦争と所々に差し挟まれた実写とが記憶を蘇らせてくれます。 重たいテーマをできるだけ忠実に描きたかったのかもしりませんね。 個人的にはもう少し監督らしい崖っぷちの映画を見たかったです。 ★★★☆
世界はオリンピック一色だったし、寒かったし、考えたくなかったのでこれにしました。 一言で言うと唐突でした(^^;;;
ストーリィは、、、無くてもいいでしょう。 何もかもがすべて意味不明に起こります。 それはそれでいいのですが、もうちょっと説明があってもいいのでは? 話しの前後関係を求めたりしてはダメダメと言う映画でした。 唯一過去とのつながりがあるくらいでしょうか。 それもはちゃめちゃの中でかき消されるくらいに小さいです。 この監督ってツギハギだらけの映像がお好きのようで、視覚から混乱させてストーリィをうやむやにする魂胆のようですね(^^;;; なんでそうなるのよ? 相手が違うでしょ? それってどこから出てくるの? などなど、疑問だらけと言うか謎だらけというか、、、きっとそんなことを考えるような映画じゃないでしょう。 と言うことで、一晩寝たらほとんど忘れてました。 ★★
2008.08.16 「ザ・シーカー」をレンタルで見ました。
見る前から多くを期待しないこと。(^^;;; 低予算で軽いです。
ストーリィは選ばれし若者が6つの「しるし」を探し出して、「闇」から世界を救うと言うファンタジーです。 出だしはいいのですが、、、だんだんとテレビドラマのような感じがしてきます。 予算不足はしかたないにしても、せめてストーリィくらいはうまくつなぎ合わせて欲しいです。 なんだかつぎはぎだらけの展開で、、、まぁいっかぁ。 バトルシーンもかなり抑え気味と言うかほとんどないです。 ひょっとして子供向けにバイオレンスシーンを敢えて削ったのかも。。。 夏休みの中学生以下のお子様向けの映画だと考えれば、、、あっ、なるほど〜と納得が行くかもしれませんね。 そう言う映画でした。 ★★☆
2008.08.09 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」をレンタルで見ました。
あんまり考えたくなかったのでこれを借りました(^^;;; んが、登場人物が多くて「ありゃ?」「こりゃ?」と頭を使いました。 唐突に現れるなんとかの王とか、なんとかの女王とか、、、みなさん位の高い方が多いです。
ストーリィは、、、ようわかりません(^^;;; さらわれた子供達を探しに行くのですが、違う話がいろいろ絡み合ってわけワカメです。 ダイモンとは? 特にコールター夫人(ニコール・キッドマンは顔がちょっと太った?)は何者? まぁ相変わらずきれいですがキリリッとした顔がいいです。 ニコールはこういう変な役が似合いますねぇ〜。 そして、極めつけはクマです。 これが私の一番のお気に入りです。 声は「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフ。 「X−メン」のマグニトーで思い出すことでしょう。 いい声です。 ライラもかわいいのですが、、、やっぱり私はクマが一番でした。 映画のかなりの部分がCGで描かれているのでちょっと物足りないと言うか薄っぺらな感じですが楽しめました。 ★★★★
2008.07.26 「ヒトラーの贋札」をレンタルで見ました。
暑い夏の夜に見るにはちょっと重たいかもしれませんねぇ。
ストーリィは、収容所でにせ札作りを強要されたユダヤ人の物語です。 したたか?と思うか、過酷だと思うのか、冷めた目で見るのか、そりゃあ無いだろう?と思うか、あんたは偉い!と思うか、、、、見方はいろいろでしょうが、今の世界からは到底理解できない命のやり取りがあったのだと思います。 生きることがとても厳しい世界だったのでしょう。 全体に映像も暗めですし空気が重たいです、、、が音楽はいいです。 時々聞こえてくるピアノの音が希望の光のようにも感じられます。 誰にでもお勧めできる映画ではないのでご注意下さい。 お金っていつの時代も人を惑わせる魔物のようなものですね。 ★★★★
2008.07.12 「テラビシアにかける橋」をレンタルで見ました。
ストーリィはとても平凡です。 結末もある程度予測できます。 盛り上がりも子供向けです。
ですが、、、なぜか良かったです。 貧しい家の女性ばかりの姉妹に囲まて育った少年は学校でイジメられてばかりです。 そんな少年は絵が好きで夢の世界に浸る毎日です。 そこに変わった女の子が転校してきます。 彼女は空想の世界を作っていくのでした。
不思議な感じがとてもいいです。 ほのぼのとしていいです。 子供の頃の事はすっかり忘れてしまい、感受性もいつの間にか希薄になり、ゴミのようなプライドと根拠のない自信だけが大きくなった大人には理解できない世界でしょう。 それにしてもトイレに入るのに1ドル払えってどういうことよ? 日本ではあり得ないなぁ。。。 ★★★★
2008.07.05 「魍魎の匣」(もうりょうのはこ)をレンタルで見ました。
良くは知らないのですが、見ていて途中から前にも見たことがあるようなメンバーだと気がつきました。。。調べてみると「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」でした。 記憶にもなければ感想にもあげてないほどの映画だったことを思い出しました。 失敗したぁと思ったのが遅かったです(^^;;;
ええっと、時代は戦後の昭和で映像のレトロ感は中国での撮影でしょうか? ゲロっとしそうな映像で見ている人を驚かせようとします。 すごくわざとらしい趣味の悪い映像が何カ所か出てきます。 無理矢理なショッキング映像を見せつけて話題作りの材料にするのはいただけませんね。 語りが多く大風呂敷を広げた割りに後半はとてもしょぼいです。 情けなくなるくらいでした。 流血でなんとかしようとしてますが、ストーリィが終息しません。 飛躍しすぎてあっけらかんでした。 あんなに語っておいて最後はそれで納得するの?というお粗末様でした。 もうどうにかしてよ。 ☆
2008.06.28 「ファウンテン」をレンタルで見ました。
Fountain : 泉、水源、根源、噴水。 ちなみに fountain penは万年筆。 そして、Fountin
of Youthは「青春の泉」と訳され病気を治し若返ると言われる伝説の泉のことです。 かなり難解な映画でした。
ストーリィは脳腫瘍に冒された妻とその新薬の開発に没頭する夫との葛藤を描いた映画です。 妻はスペイン物語を執筆中でした。
3つの世界が映像になって表現されていること、そのうちの2つはすぐに理解できることでしょう。 残りの1つが非常にわかりにくく、何かの宗教と関係しているのか?と疑心暗鬼になりました。 迫真の演技もさることながら映像が斬新と言うか美しいです。 宇宙の星々を想像させてくれます。 時間の流れをイメージさせてくれます。 音楽もいいです。 登場人物は少ないので誰なの?という疑問も無いでしょう。 ただ、あれはちょっと滑稽な感じがしました。 西洋では神秘的な象徴となるのかもしれませんが、私にはなんだか不自然で奇妙に写りました。 この映画のテーマはなんとなくわかります。 共感するかどうかは別にして、、、作り方によってはもっと簡単にわかりやすくできたと思うのですが、敢えて難しく作ったと言ううがった見方もできそうですね。 心地よく見るための心得は、音楽と共に映像美を楽しむこと、そして精神的な抵抗をしないこと??(^^;;;
個人的には共感できない部分がいくつかありましたが、、、それはそれとして映像は好きです。 ★★★★
2008.06.08 「ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記」をレンタルで見ました。
前作はあまりにも幼くて。。。その割りに謎解きが勝手に進んでました。 今回も前作と同様に軽くて軽くてふわふわしてます。
ストーリィは宝探しです(^^;;; 大好きなエド・ドハリス、それほどでもないニコラス・ケイジ。 脇役がいいと映画も締まりますね。 ファンの方には申し訳ありませんが、ニコラス・ケイジが出ると緊張感が薄れてしまうような気がします。 なぜかキリリとしませんねぇ。 そこがまたディズニー映画にぴったりのお子様向け安心映画なのかもしれません。 はい、今回もすり傷くらいでした。 家族みんなで楽しめる映画でしょう。 そんなことあるわけないだろうなどと思ったりしてはいけません。 そういう映画なのですから。 展開も早くアイデアも奇抜でおもしろかったです。 ★★★★
予備知識も何も無いままで借りました。 すごかったです。 淡々とした中に言いようのない緊迫感がじわじわと溢れてきました。 ラストは圧巻です。 日本ではPG-12(12歳未満の場合は保護者同伴が適当)だったようです。
ストーリィはテロ調査のためにサウジアラビアへ向かったFBI捜査官4人の壮絶な戦いです。 冒頭のテロで度肝を抜かれました。 現実はもっと悲惨なのでしょうねぇ。 ただ、FBIのセリフの中にそんな人がいるのか?と思えるようなバカにしたような言葉は疑問が残ります。 テーマはかなり重たいですね。 どちらがどうとか軽々しくは言えないでしょう。 なにしろ何も知りませんので(^^;;; 歴史を学ぶ必要がありそうです。 その場にいるかのようなカメラワークは、ずっと見続けていると酔いそうです。 船酔い、車酔いする人は注意したほうがいいと思います。 ラストのあのセリフ、、、個人的には好きではないです。 無言でも良かったのでは?と思いました。 これだけ重いテーマを真正面から取り組んで映画にしたと言う意味ではすごいと思いました。 サウジアラビアでは公開されたのでしょうか? ★★★★
2008.05.03 「ナンバー23」をレンタルで見ました。
何も知らないで借りたのが良かったかもしれません。 あれこれ情報が入るとそう言う目で見てしまうので。。。
ストーリィは、ふと見つけた赤い本がきっかけで23と言う数字にはまっていきます。 作者は誰なのか? そしてその数字は単なるこじつけか? う〜ん、はっきり言ってこじつけもいいところでしょう。 23にするために足したり引いたりひっくり返したり。 そりゃ23に無理矢理してるだけじゃん。 と言うのが半分くらい続いてちょっといらいらします。 その後、またかと思うと眠くなりそうでした。 後半の謎解きはそれなりに楽しめました。 性的な描写や殺人の場面などがいくつかで出て来ます。 ご注意ください。 ★★★☆
2008.04.26 「アイ・アム・レジェンド」をレンタルで見ました。
見終わって、、、何よこれ? って言う映画でしたね。 なんだか騙されたような感じでした。
ストーリィは、あるウィルスによって世界が絶滅の危機に瀕したニューヨークでたった1人と愛犬サムの攻防です。 ウィルスに犯された動物は狂犬病のような症状となり凶暴となる? 凶暴なのになぜか仲間意識はあるようで共食いはしないらしい。 しかも体力・腕力・瞬発力など人間の数倍の能力を見せてくれます、、、つまり何倍ものエネルギーを消費することでしょう。 火事場のバカ力状態です。 全体にオカルトムービーに近い映画でした。 ストーリィに無理があります。 タッチはスピルバーグ映画に似ているかもしれませんね。 まぁ、そんなのどうでもいいのですが、見終わって何も残らない映画です。 唯一、愛犬のサムがいいかな? ★☆
2008.04.19 「ウルフハウンド」をレンタルで見ました。
言葉が何語だろう?と思ったら、、、ロシア映画でした(^^;;; 好みですが、、、「ロード・オブ・ザ・リング」よりはいいかも??
家族と一族を殺された少年が復讐の旅に出るところから始まります。 戦いのシーンではつながらない所が一部あるような気がしましたが、でもなかなか楽しいです。 音楽や効果音がちょっと。。。と言う感じでしょうか。 あと、ストーリィもせっかく助けた人の役割がねぇ。 全体は良くできてると思います。 無駄と思えるようなハリウッド系のラブシーンは無いです(^^;;; ストーリィは前半であれ?誰だっけと思わされるシーンもありましたがわりと単純です。 途中、登場人物の何人かは把握出来ませんでした。 まぁこのあたりはハリウッド映画も同じでが。。。 ロシア映画も頑張ってるなぁ〜と言う映画でした。 ★★★☆
2008.04.12 「パンズ・ラビリンス」をレンタルで見ました。
子供向けのファンタジーをちょっとだけダークにした迷宮映画だと思ってました。 後で調べたらPG−12(12歳未満保護者同伴)だったそうです。 って言うか18歳未満じゃないのね?!(^^;;;
暗いです。 ダークなんて言うのは単なるイメージですが、この映画はドロドロとした生臭い暗さがあります。 冒頭、ビンで人の顔を殴るシーンを見て失敗した!と思いました。 こういう映画だろうという暗示はまさしくその通りで、ますますエスカレートして行きます。 こんな映像を作って楽しいの?と言う疑問だらけの映画です。 以前にもむごたらしさをわざと強調するかのような映画を何度か見ましたが、こういうのを見るたびに残酷なシーンで遊んでる?としか思えませんね。 しかも子供をこんな映画に登場させて強調するなんて。。。最低でしょう。 作る側の意図がまったくわかりませんでした。 途中で見るのを辞めようかと思ったくらいです。 吐き気がするような映画でした。 と言うことで評価無しです。 正直に言って嫌いな映画です。
2008.04.05 「スターダスト」をレンタルで見ました。
ほんわかぁとしたファンタジー映画でした。 ちょっと惜しいかなぁ(^^;;;
ストーリィは流れ星を恋人に渡すために旅に出たちょっと頼りない若者が。。。 全体はいいのですが所々に無理がありました。 ストーリイが不自然と言うか人物像に無理があるように感じます。 でもまぁ、コメディタッチなので許せますけど。 少し軽いかもしれませんね。 特に流れ星の女性は軽い感じがしてしまうのです。 映像はCGが多いですが特別にすごいというわけでもないです。 全体に流れる軽さをどう見るかで好みが分かれそうですね。 特にコレと言ったものが無い中で魔女とゴーストはなかなかおもしろかったです。 安心・安全・軽いと言うことで ★★★★
2008.03.29 「さらば、ベルリン」をレンタルで見ました。
モノクロ映画でサスペンスと書かれていて良さそうだったので借りてみました。
ストーリィは第二次世界大戦が終結したベルリンでかつての恋人と偶然再会するところから始まります。 映像はモノクロで古い映画を意識して作られたのでしょう。 音楽もあえて古めかしいテンポと演奏です。 まず、これに絶えなくてはなりません(^^;;; 展開は悪くないです。 サスペンス要素もあります。 んが、位置関係がわかりずらいです。 似たような階段とビルばかりで特徴が無いのです。 人間関係もなかなか難しいです。 そもそも誰が誰を欲して、誰が阻止しようとしているのか? その理由は何か? などがわかってないと理解するのは難しいと思います。 V2のこと、ロケット開発のこと、アメリカとソ連のことなども頭に入れておきたいですね。 そして、謎の女性の過去は。。。 ラストシーンもそうですが、全体に「カサブランカ」を意識して作られたと言うことは容易に想像できるでしょう。 雰囲気はいいのですが、、、少し難解です。 ★★★☆
2008.03.09 「ボーン・アルティメイタム」をレンタルで見ました。
シリーズ第3作目で最終章ということでいいのでしょうか? アルティメイタムって言いにくいですね。
ultimatum最終提案、最後通牒という意味のようですが、結論とか結果と言う意味もあるようです。
ストーリィはボーンの原点を追います。 誰が何のために始めたのか?を知るためにCIAとの行き詰まる攻防戦がスタートします。 前2作と同様に緊迫した展開はすごいですが、どうもネタ切れ?のような感じで見たようなシーンがいくつか出てきます。 最後だからあえて入れた? さすがに緊張感はかなりありますのでタップリと楽しめます。 意外な展開もあって痛快ですが、あまりの早さに目が疲れました(^^;;; 個人的にはおもしろかったです。 ただ、3作を比較すると、、、ちょっとかも。 ★★★☆
2008.03.02 「パーフェクト・ストレンジャー」をレンタルで見ました。
登場人物は主に3人なのですが、、、誰と誰がどういう関係?という疑問をずっと引きずってしまいました。 単に私がオバカだから?(^^;;;
ストーリィは、ある女性が失踪し殺されます。 親友だった新聞記者の女性がその事件を追うという展開です。 ええっと、会話が慌ただしいだけでちっとも盛りがありません。 空回りもいいとこでしょう。 展開も悪く途中で眠くなりました。 監督の問題でしょうか? それとも演技力の問題でしょうか? とにかく全体に薄っぺらな感じがしました。 ラストはしっかり騙されましたが、それ以前にもうどうでも良くなってるので感動も驚きも半減しています。 なんだか性的な描写や言葉を無理矢理に使っていかがわしさを臭わそうとして失敗した映画という印象です。 サスペンスなのに緊迫感が薄いです。 これって致命的だと思うのですが。。。 ★★★