Satoshi村
「寒天、ところてん」
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「寒天、ところてん?作り」
2008.06.29 横須賀で買って帰った天草(てんぐさ)で寒天、ところてんを作ってみました。
買った天草は50g(370円)でしたので全部を使って作ると2.5リットル〜3リットルの寒天ができてしまいます。
さすがに3リットルの寒天は食べきれないでしょう。
と言うことで半分だけ作ることにしました。 そのまま食べられる寒天、ところてんです。
凍結乾燥した寒天ではないですよ。
出身地の岡山ではみつ豆に入っている半透明で立方体のものを「寒天」と呼んでました。
あれは「ところてん」とは呼ばないと思うんですけど。。。正確には凍結乾燥したものを寒天と呼ぶらしいです。
用意する物 天草 25g(買った天草の半分です) 50gで370円でした 酢 7g〜10g? 酢で天草を溶かす? 粘りの物質を取り出すため? 水 1リットル〜1.2リットル
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★作業は、
1.洗う(天草に着いたホコリや小石を洗い落とします)
2.煮る(水と酢で煮込みます、約30分〜60分)
3.濾す(日本手ぬぐいやキッチンペーパーなどで濾します)
4.冷やす(あら熱を取ってから冷蔵庫で冷やして固めます)
の4つです。
1.洗う(天草に着いたホコリや小石を洗い落とします)
3・4回ほどもみ洗いしました。 右側の写真は洗った後の天草です。
きれいな海草ですね。 洗っていると香りがしてきました。
2.煮る(水と酢で煮込みます、約30分〜60分 水は浄水器の水を使いました)
沸騰したお湯(1.2リットル)に洗った天草25gと酢10gを入れて煮立たせます。
沸騰してきたら弱火にして40分ほど待ちます。
(酢は30分後に入れて更に30分間煮るという説明もあります)
2009.09.19
酢は無くてもしっかり煮れば固まりました!
時間は40分〜1時間くらいがいいのではないでしょうか?
しっかり煮れば30分でもいいと思います
3.濾す(日本手ぬぐいやキッチンペーパーなどで濾します)
熱いので注意が必要です! ねっとりとしてますのでこぼしたりしたら大変なことになります。
濾した後の液体は薄い茶色でした。 海草の香りがぷんぷんします。
4.冷やす(あら熱を取ってから冷蔵庫で冷やして固めます)
冷えてくると固まってきます。 約1時間〜2時間くらいすると固まってました。
濾し取った天草にお湯を入れてもう一度煮立たせます。
そして濾したのが小さいボールのほうです。 少し色が薄いです。
こちらには無謀にも抹茶を入れてみました(^^;;; 完全に溶けてないですね。 まぁいっかぁ。
抹茶の代わりにこしあんを入れれば、、、水羊羹になる?
←冷やす前
冷やすとこうなりました↓
濾し取った後の天草を捨てるのはもったいないですね。 何か料理方法とかあるのでしょうか?
食べてみると海草の香りが残ってますし、佃煮のような食べ方がありそうな。。。??
ご存知の方がいらっしゃいましたら「なんでも掲示板」でコメントをいただけるとありがたいです。
5.食べる
黒蜜をかけて食べました。 おいしい〜!! とってもおいしいです。
歯ごたえが全然違いますね。 弾力があって香りもあります。
こんな寒天は初めてです。 いや〜、自分で作ったと言うのも更にうれしい。
ホントにおいしいです。 夏の暑い日には最高でしょうね。
天草370円の半分ですから185円と水と酢と黒蜜。。。めっちゃ安くておいしいデザートでした。
ですが、2回目に煮出した寒天はほとんど歯ごたえがありませんでした。
ポロポロと崩れてしまいます。 しかも、抹茶が完全に溶けてないので粉っぽい。
失敗もまた楽しいのでした(^^;;;
煮出す時の水の量を減らせばもっとしっかりとした寒天になると思います。
何よりも水によって左右されると思いますのでいい水を使うことでしょうか。
とにかく大満足の寒天でした。
教訓
いい水を使うこと。 しっかりと煮出すこと。 お好みによって水を調整すること。
抹茶は別の容器で溶かしておくこと。 2回目に煮出す場合はあまり期待しないこと。
手作りの寒天は、歯ごたえと香りが全然違います。
本当においしい寒天ができました。
是非作ってみて下さい。